リンレイ「短編小説公募プロジェクト」大賞決定!「日本のキレイ」を気付かせてくれる物語『箒』 ショートフィルム化も決定
株式会社リンレイは、「日本のキレイ」をテーマにした短編小説公募プロジェクト「リンレイアワード」の大賞作品を発表、九(いちじく)さんの『箒』が選ばれました。また、同作のショートフィルム化も決定。
「日本のキレイ」をテーマにした「リンレイアワード大賞」が決定!
★リンレイアワード: https://www.rinrei.co.jp/info/rinrei_award.html
本アワードでは、「日本のキレイ」をテーマに創作した1,000字以上10,000字以内の短編小説を公募しました(募集期間は2017年7月1日~2017年10月31日)。
応募作品は全部で525作品にのぼり、受賞作品は、リンレイのホームページにて全文を公開中です。
大賞作品『箒』のショートフィルムは、2018年内の公開に向け制作予定です。
■リンレイアワード大賞 賞金50万円+ショートフィルム化
作品名:『箒』
著者:九(いちじく)さん
■あらすじ
妊娠の報告をするため、実家に帰省した林山サトミ。新しい命を授かったことへの喜びがある一方、初めての妊娠に不安を感じている。その不安を母に伝えた次の日、目覚めると足元の壁に逆さまにした箒が立てられていた。それは、無口な父からのプレゼントだった。
★『箒』全文
https://www.rinrei.co.jp/info/pdf/award_201707_06.pdf
■選定理由
「親から子へといった世代間継承という日本のキレイのテーマにも合致しており、また箒に神様が宿るという考えは、今後も継承されていくだろうという印象を受け、更なる世代間継承も意味していると感じました。物語自体も家族のあたたかさがじわっと感じられる良い作品でした。」
「日本のキレイ」について
日本人が伝統的に有する美観、清潔、「キレイ」への意識はひとつの文化です。
リンレイは、この誇るべき「キレイ文化」を家庭や社会で将来世代に継承していくことが、日本の衛生環境や美観を維持向上するだけでなく、その過程により家庭や社会のコミュニケーション醸成に寄与し、豊かな社会を作り上げることに繋がると考えます。
これをテーマに、リンレイは2016年度から多摩美術大学との産学連携にも取り組んでいます。
リンレイアワードを通して、私たちが想像もしなかった「日本のキレイ」に気づかせてくれるような物語が集まることを期待し、このテーマが設定されました。
リンレイアワード大賞をショートフィルム化
リンレイアワード大賞作品のショートフィルム化は、国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)が手がける短編小説公募プロジェクト「ブックショート」に株式会社リンレイが協賛したことで生まれたものです。
大賞作品『箒』のショートフィルム化は、2018年内の公開に向け制作される予定です。
ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)とは
俳優の別所哲也さんが代表をつとめる米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭。1999年に東京・原宿で誕生し、2018年6月の開催で20周年を迎えます。
映画祭としてはこれまでに延べ38万人を動員。オフィシャルコンペティションをはじめ、「音楽」「環境」「CGアニメーション」など、様々なカテゴリーのプログラムで構成されており、グランプリ作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考対象になります。
ブックショートは、おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作した短編小説をWEBで公募し、大賞作品をショートフィルム化するプロジェクトです。
株式会社リンレイについて
所在地:東京都中央区銀座4-10-13
設立:1944年
事業内容:業務用・家庭用・自動車用・工業用ワックス、洗剤など各種ケミカル製品の研究・開発・製造・販売・輸出、および、各種メンテナンス用機器の製造・販売、業務提携による清掃用機器の輸入販売
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▼リンレイアワード | 2017年 | 株式会社リンレイ