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元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス!? phaさん『パーティーが終わって、中年が始まる』が刊行

『持たない幸福論』『がんばらない練習』などで知られる、元「日本一有名なニート」phaさんが赤裸々に綴る〈衰退のスケッチ〉『パーティーが終わって、中年が始まる』が幻冬舎より刊行されました。

 

定職に就かず、家族を持たず、不完全なまま逃げ切りたい――元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス!?

「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。
何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。
この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。
喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」
――本文より

 
40代半ばとなったphaさんが、若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を赤裸々に綴る「衰退のスケッチ」です。

 

著者プロフィール

phaさんは、1978年生まれ、大阪府出身。京都大学総合人間学部を24歳で卒業後、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになる。2007年に退職して上京。定職に就かず「ニート」を名乗りつつ、ネットの仲間を集めてシェアハウスを作る。2019年にシェアハウスを解散して、一人暮らしに。

著書は『持たない幸福論』『がんばらない練習』『どこでもいいからどこかへ行きたい』(いずれも幻冬舎)、『しないことリスト』(大和書房)、『人生の土台となる読書 』(ダイヤモンド社)など多数。現在は、文筆活動を行いながら、東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。

 

 


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