2024年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』をさかなこうじさん構成、小畠泪さん作画でコミカライズ
今年4月に2024年本屋大賞を受賞した、宮島未奈さんによる滋賀県大津市に住む中学生・成瀬あかりを主人公とした青春小説『成瀬は天下を取りにいく』が、コミカライズされ、WEB漫画誌コミックバンチKaiおよびくらげバンチにて5月24日より連載がスタートしました。
2024年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』が漫画に!
『成瀬は天下を取りにいく』は、宮島未奈さんによる滋賀県大津市を舞台とした青春小説です。
同作は著者のデビュー作であり、「2024年本屋大賞」や「第39回坪田譲治文学賞」、「第11回静岡書店大賞」小説部門大賞、「キノベス!2024」など数々のブックアワードに輝き、異例の快挙を達成してきました。
魅力にハマる人が続出、世代を問わず多くの読者を魅了してきた『成瀬は天下を取りにいく』がこのたび、漫画になりました。
構成を担当するのは『今日、駅で見た可愛い女の子。』(「COMICポラリス」連載中)で注目を集めるさかなこうじさん。作画を担当するのは『限界OLと女子大生が〇〇する話』がX(旧Twitter)で話題の小畠泪さん。
原作・構成・作画の作家陣3名はいずれも滋賀県出身もしくは在住。滋賀にゆかりのあるメンバーで織りなされる「最高」の青春譚、です。
【あらすじ】
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
★続きはコミックバンチKaiおよびくらげバンチにて!:https://kuragebunch.com/episode/2550689798358821780
著者プロフィール
■原作:宮島未奈(みやじま・みな)さん
滋賀県大津市在住。デビュー作『成瀬は天下を取りにいく』が本屋大賞ほか、坪田譲治文学賞、静岡書店大賞など15冠に輝く。
■構成:さかなこうじさん
滋賀県生まれ。代表作にフレックスコミックス(株)刊『今日、駅で見た可愛い女の子。』(既刊3巻)等。
■作画:小畠泪(おばた・るい)さん
滋賀県在住。代表作にKADOKAWA刊「限界OLと女子大生が〇〇する話」(既刊1巻)等。
成瀬は天下を取りにいく 宮島 未奈 (著) 2024年本屋大賞受賞作! 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。 2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。 |
<続編>
成瀬は信じた道をいく 宮島 未奈 (著) 『成瀬は天下を取りにいく』でその名を轟かせた最高の主人公・成瀬あかりが帰ってきた!!……と思いきや、まさかの事件勃発!? 成瀬とお笑いコンビ「ゼゼカラ」を組んでいる幼馴染の島崎はもちろん、「ゼゼカラ」ファンの小学生、成瀬の受験を見守る父、近所のクレーマー(をやめたい)主婦、観光大使になるべくして生まれた女子大生……個性豊かな面々が、新たな成瀬あかり史に名を刻む! |
【関連】
▼成瀬は天下を取りにいく – 原作:宮島未奈 構成:さかなこうじ 作画:小畠泪 / 第1話 ありがとう西武大津店(1) | くらげバンチ
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