明治依吹さん〈第2回「次世代作家文芸賞」特別賞〉受賞作『アルゴリズムの乙女たち』が刊行
カルチュア・コンビニエンス・クラブとindentが共催する「第2回次世代作家文芸賞」の一般向けエンターテイメント小説部門で特別賞を受賞した、明治依吹さん著『アルゴリズムの乙女たち』が徳間書店より刊行されました。
競技プログラミングに魅入られた三人の女子大学生の物語!
【あらすじ】
キーボードに込めた熱い想い。
人気急上昇!
「競技プログラミング」に魅入られた三人の物語
競プロ部を生まれ変わらせたい――大学生の愛奈は、部長の小百合に誘われて競技プログラミング部に入部した。
プログラミングスキルを競い合う団体競技で、目標はなんと全国大会!
小百合ともう一人の部員・凉子とともに厳しい練習を重ねる愛奈。
しかし三人の前には高すぎる壁が立ちはだかり……。
紡がれていく英数字と記号にこんなにも心躍るのか。
いまだかつてない「競プロ小説」が誕生!
〈「競技プログラミング」とは?〉
出題された問題の題意を満たすプログラムを、より早く、かつ正確に記述することを競い合うもの。
問題の難易度によって得点が異なり、得点の高さと記述時間の速度で順位が決まる。提出したプログラムが題意と条件を満たしていなかった場合はペナルティがあり、速度だけでなく正確性も重要。世界大会も白熱の、今日本で競技人口が急増している大注目の競技です。
著者コメント
エモい、アツい、グッとくる。本作は、そんな表現がふさわしい競プロ青春ストーリィです。シリアスな、時にはコミカルな紆余曲折を経て、乙女たちの心情の機微や情熱、友情、そして成長を描きました。競プロ未経験でプログラミングに触れたことのない方も、経験者の方も、本作を読めばきっと心震える体験ができることでしょう。支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。この小説が、一人でも多くの方に愛されますように。
――明治依吹
著者プロフィール
明治依吹(めいじ・いぶき)さんは、2022年『アルゴリズムの乙女たち』で第2回次世代作家文芸賞特別賞を受賞。本作がデビュー作となる。
次世代作家文芸賞とは
次世代作家文芸賞は、TSUTAYAと執筆ツール「Nola」を提供するindentが共催する、これからの書籍・漫画業界を担う次世代作家を支援することを目的とした、2021年新設の公募の文芸賞です。
第2回「次世代作家文芸賞」では、TSUTAYAのグループ出版社である徳間書店とアース・スター エンターテイメントに加え、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する「monogatary.com」も共催に加わりました。「一般向けエンターテイメント小説部門」、「ライトノベルス文芸部門」、「コミカライズ原作部門」という出版社ごとに異なるテーマ・ジャンルの部門を設け、出版社や、Nola編集部、共催各社の社員による選考を経て、各部門で大賞を決定します。
アルゴリズムの乙女たち (徳間文庫) 明治依吹 (著) 第2回次世代作家文芸賞特別賞受賞作! |
<第1回次世代作家文芸賞受賞作>
もうこれ以上、君が消えてしまわないために (徳間文庫) 鹿ノ倉いるか (著) 私はまだ成仏したくないんです 幽霊に懇願されたのは―― 毎日を無気力に生きていた大学生の僕 二人の奇妙な共同作業が始まった ================ 「これから伝えることをパソコンで打ち込んでください」引っ越したアパートで女性の奇妙な声がした。切迫感に急き立てられ入力していくと、それは何かの物語らしい。なんと彼女は……元小説家の幽霊だった!未完の次回作に未練が残り成仏できない。パソコンを触れない自分の代筆を引き受けてほしい。もし出版にこぎつけられたら印税はあなたのもの。甘い言葉に誘われ〈ゴーストライター〉を引き受けた僕だったが、問題が一つあった。彼女の記憶が徐々に消えつつあるのだ。急がなければ!可愛いけど皮肉屋な元作家の美女(!?)幽霊と、毎日を無気力に過ごしていた大学生の僕。二人の奇妙な共同作業が織りなすタイムリミットラブコメディ! |
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