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二郎系ラーメン店はなぜ増え続けるのか? 高橋勅徳さん『アナーキー経営学』が刊行

「野生のビジネス」を経営理論で読み解く、高橋勅徳さん著『アナーキー経営学 街中に潜むビジネス感覚』がNHK出版より刊行されました。

 

二郎系ラーメンやふぐ釣り船、転売ヤー、ネットワークビジネスまで、身近な例から経営学のエッセンスが学べる!

二郎系ラーメンやフグ釣り漁船から、寺社のサイドビジネス、転売ヤー、そしてネットワークビジネスまで――会議室の外で生まれる「野生のビジネス」を経営理論で読み解くと、思いもよらぬ合理的戦略が見えてきます。

 
「情報商材ビジネスの手段」
「似たようなラーメン店が増殖する理由」
「転売ヤーのビジネス感覚」

…など、数多くの事例から経営学のエッセンスを読み解き、「経営者のための学問」から「みんなのための学問」へと開く、異色の入門書です。

 

本書の構成

第1部 私達は、不確実な社会で生きている
 第1章 ふぐは釣れているか?
 第2章 今日もサプリが売れていく
 第3章 柳の下にドジョウは何匹もいる
 第4章 「野生の経営感覚」を取り戻せ!

第2部 野生のイノベーション
 第5章 信仰と2つのビジネスモデル
 第6章 とりあえず肉を焼け!
 第7章 閉じて、開いて
 第8章 企業家精神を反転してみたら

第3部 アンダーグラウンドの経営感覚
 第9章 爵位売ります
 第10章 せどりが踊る
 第11章 グレーゾーンを暴走させろ!
 第12章 遵法的な悪とアンダーグラウンドの企業家精神

おわりに 経営学化された社会のためのアナーキー経営

もっと知りたい人のための読書案内

 

著者プロフィール

高橋勅徳(たかはし・みさのり)さんは、1974年生まれ。東京都立大学大学院経営学研究科准教授。専攻は企業家研究、ソーシャル・イノベーション論。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。博士(経営学)。

著書に『ソーシャル・イノベーションを理論化する』(共著、文眞堂)、『婚活戦略』(中央経済社)など。

 

アナーキー経営学 (NHK出版新書)
高橋 勅徳 (著)

流行に乗じたタピオカ店のしたたかな戦略とは?

二郎系ラーメンやフグ釣り漁船から、寺社のサイドビジネス、転売ヤー、そしてネットワークビジネスまで――。会議室の外で生まれる「野生のビジネス」を経営理論で読み解くと、思わぬ合理的戦略が見えてきた! 身近な例から楽しく経営学のエッセンスが学べる一冊。

 


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