『MANGA SYMPHONY「○」』岩代太郎さん×浦沢直樹さんがコラボ　オーケストラと漫画が奏でる新たなハーモニー

2018年1月10日 10:12 AM イベント

（左）岩代太郎氏　（右）浦沢直樹氏

朝日新聞社は、PROMAX、BS朝日とともに「手塚治虫生誕90周年記念イベント」として、作曲家・岩代太郎さんと漫画家・浦沢直樹さんのコラボレーションによるコンサート『MANGA SYMPHONY 「○」』を2018年3月31日（土）、東京芸術劇場で開催します。西武鉄道株式会社が特別協賛。

手塚治虫生誕90周年イベント　オーケストラと漫画が奏でる新たなハーモニー！

かたや『レッドクリフ』（ジョン・ウー監督）や『あゝ、荒野』（岸善幸監督）など数多くの映画音楽を手掛け、映像とのコラボレーションに実績を重ねる岩代太郎さん。
かたや手塚治虫文化賞マンガ大賞を2度受賞、自らアルバム制作やバンド活動も行い、現在『夢印-MUJIRUSHI-』を『ビッグコミックオリジナル』に連載中の浦沢直樹さん。

ジャンルを異にする２人が互いの創作に触発されながら書き下ろす“交響楽” と“漫画”が、ステージ上に新たな世界を現出させます。

コラボレーションのテーマは「○（まる）」。
「○」は自由な発想を象徴し、解釈は観客ひとりひとりに委ねられますが、今回の企画を自ら発案した岩代さんは、世界の人々を１本の輪でつなぐ「絆」と読み解きます。岩代さんが漫画にインスパイアされて作曲した音楽を奏で、浦沢さんがその音楽に漫画で応えます。

全８楽章からなる交響楽の演奏中、ステージ上のスクリーンには、浦沢さんの絵が１本の線から次第に作品として完成していく様子が映し出されます。音楽と漫画はともに本公演のための書き下ろし。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。

岩代さんの楽曲に想を得て浦沢さんがその場で絵を描く「Live drawing」も予定しています。

本コンサートは2部構成。第1部では、手塚治虫氏へのトリビュートコーナーとして、歴代アニメ作品の名曲を演奏するほか、第2部へと繋がる岩代さんと浦沢さんのトークなどが予定されています。