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中学生次男の不登校に!『大原さんちの不登校』が刊行

中学生次男の不登校に家族で真摯に向き合った実録マンガ、大原由軌子さん著『大原さんちの不登校』が文藝春秋より刊行されました。

 

「学校に行きとうなか……」原因はゲーム中毒?課題?発達障害?体罰?

自分の子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか?

全国で24万人と言われる不登校児ですが、統計では9月に発生するケースが多いとのこと。ネット上で賛否両論を巻き起こした『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』に続く、「大原さんち」シリーズの最新刊です。

中学生になった大原家の次男レイだが、1年生の夏休み直前から様子がおかしくなった。朝、起きられない、食欲がない、遅刻が多い。やがて、クレジットカードの無断使用が発覚。レイがゲームソフトに課金していたのだ。自分がオンラインゲームの中毒であることをレイは告白する……。

一方、学校からの課題(宿題)提出に追い込まれ、レイはノイローゼ気味に。同級生の制服に穴を開ける、腕時計を壁に投げつけるなど、問題行動が目立つようになる。スクールカウンセリングでは、発達障害の疑いを指摘される事態に。

八方塞がりの現実から逃避するためか、レイは禁止されたはずのゲームに再びのめり込むようになる……。

2年生の9月、ついにレイは学校に行くことができなくなった。不登校の背景に、担任教師による「体罰」があることを、レイはカミングアウトする……。

「ゲーム中毒」「課題」「カウンセリング」「体罰」。問題山積のなか、レイは学校に戻れるのか?

子供の不登校という切実な問題に、家族で真摯に向き合った実録マンガ。その処方箋ともなる一冊です。

 

大原由軌子さんのコメント

親に無断でゲームに高額課金し、そのゲームの中毒状態となり体調不良に陥るなど、現代ならではとも言える問題行動を次々引き起こす中学1年生の次男。その後彼は「不登校」の道を選びます。何が原因だったのか、どうすれば解決できるのか。家族で次男の不登校に向き合った怒涛の日々を綴りました

 

 

著者プロフィール

大原由軌子(おおはら・ゆきこ)さんは、1970年生まれ、長崎県佐世保市出身。美術系短大卒業後、グラフィックデザイナーとして14年間、都内に勤務。2006年、パニック障害+神経症持ちの夫との日々を描いた『大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症』でデビュー。

著書に『お父さんは神経症』『京都ゲイタン物語』『大原さんちの2才児をあまくみてました』『大原さんちの食う・寝る・ココロ』『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』などがある。2012年より「まぐまぐ!」からメールマガジン「大原さんちの九州ダイナミック」を週刊で配信中。

 

大原さんちの不登校
大原 由軌子 (著)

「学校に行きとうなか……」
原因は「ゲーム中毒?」「課題?」「発達障害?」「体罰?」
中学生次男の不登校に、家族で真摯に向き合った実録マンガ

自分の子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか? ネット上で賛否両論を巻き起こした『息子がいじめの加害者に?』に続く、「大原さんち」シリーズの最新刊。今回のテーマは“不登校”。

 
【関連】
大原さんちの不登校 | 立ち読み | 文藝春秋BOOKS

 


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