いじめは「うつる」、でもやめられる! 絵本『わたしがいじわるオオカミになった日』が刊行
絵本『わたしがいじわるオオカミになった日』(文:アメリ・ジャヴォーさん、絵:アニック・マソンさん、翻訳:ふしみみさをさん)がパイ インターナショナルより刊行されました。
心理学者が手がけた、いじめを乗りこえるための絵本『わたしがいじわるオオカミになった日』
いじめっこからの嫌がらせに耐えていた私。でも、ある日いじめのターゲットが別の男の子に移り……。
いじめが起きたとき、本人や周りの子どもたち、大人たちがどのように行動すれば、いじめをやめさせられるのか、物語を通して伝えます。
ベルギーの公立病院で心理カウンセラーとしても活動する心理学者が描いた、いじめ問題に立ち向かうための絵本。
著者プロフィール
■文:アメリ・ジャヴォーさん
心理学者。作家。「物語」を通じて、子どもたちが直面する問題を解決することを目指している。心理カウンセラーとして、ベルギー、リエージュの公立病院に勤務し、重い病に苦しむ子ども、もしくは身内の死を経験した子どものケアを担当している。二人の子どもの母親でもあり、作品のエピソードの中には、自身のこどもから聞いた話を内容に取り入れている。主な作品に、大切な人の死をテーマとした『Lisette : La fin de vie racontee aux petis et aux grands』(未邦訳)がある。
■絵:アニック・マソンさん
ベルギーのリエージュにあるサンリュック美術学校でイラストレーションを学んだのち、出版社に入社。現在までに4冊の絵本を発表している。
■翻訳:ふしみみさをさん
上智大学文学部仏文科卒業。洋書絵本卸会社、ラジオ番組制作会社勤務を経て、フランス語、英語を中心に200冊以上の児童書を翻訳。主な訳書に『まめまめくん』『うんちっち』『庭をつくろう』(あすなろ書房)『トラのじゅうたんになりたかったトラ』(岩波書店)『ムカムカドッカーン !』『ぞうになったうそ』(小社刊)、再話に『日本の神話えほんシリーズ』(岩崎書店)など多数。
■特別寄稿:荻上チキさん
NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。評論家。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。
ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)メインパーソナリティ。著書に『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(PHP新書)『みらいめがね』(暮らしの手帖社)など多数。
わたしがいじわるオオカミになった日 アメリ・ジャヴォー (著), アニック・マソン (イラスト), ふしみ みさを (翻訳) いじめられっこが、ある日いじめっこに。でも……。 いじめっこからの嫌がらせに耐えていた私。でも、ある日いじめのターゲットが別の男の子に移ったとき……。いじめにあってしまった時、どう対処するべきか。また、周りの子どもたち一人ひとりが、どんな役割を担い、いじめ問題の解決に向かっていけるのかを、物語を通して伝えます。ベルギーの公立病院で心理カウンセラーとしても活動する心理学者が描いた、いじめ問題に立ち向かうための絵本です。 |
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