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「集英社シリーズ・コモン」創刊&『コモンの「自治論」』刊行記念!斎藤幸平さん×松本卓也さんトークイベントを開催

集英社より新レーベル「集英社シリーズ・コモン」が創刊され、その第1弾として『コモンの「自治」論』が刊行されました。これを記念して、ジュンク堂書店池袋本店にて、著者の経済思想家・斎藤幸平さんと精神科医・松本卓也さんによるトークイベント「資本主義に喰われるな。日本人には自治が足りない」が9月27日(水)にオンライン&リアル開催されます。

 

トークイベント「資本主義に喰われるな。日本人には自治が足りない」開催概要

『コモンの「自治」論』は、崖っぷちに立たされた資本主義と民主主義の危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかないと唱える、斎藤幸平さんや松本卓也さん、市民の手で杉並区長に当選した岸本聡子さん、政治学者の白井聡さんなど各界を牽引する気鋭の論客が、資本主義に飲み込まれ、「自治」の力が弱っているこの社会に「希望」を届ける〈未来を拓く実践の書〉です。

 
今回のイベントでは、同書の著者であるお二人、斎藤幸平さんと松本卓也さんがじっくり議論します。

 
■開催日時:2023年9月27日(水)19時30分~21時00分

■開催場所:オンライン+ジュンク堂書店池袋本店4F喫茶(東京都豊島区南池袋2-15-5)

■登壇者:斎藤幸平さん、松本卓也さん

■チケット
◎視聴チケット:1,100円(税込)
◎書籍付き視聴チケット:2,640円(税込、送料別)
◎会場参加チケット:2,000円(税込)

■視聴チケット販売期間:2023年10月4日(水) 12:00まで
※「会場参加チケット」は2023年9月27日(水)19:00まで。

★詳細&申込み:https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-230927

 

登壇者プロフィール

 
■斎藤幸平(さいとう・こうへい)さん

経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。

1987年生まれ、東京都出身。ウェズリアン大学卒業、ベルリン自由大学哲学科修士課程・フンボルト大学哲学科博士課程修了。専門はマルクス経済学。2018年、『大洪水の前に』によって、マルクス研究における最高の賞「ドイッチャー記念賞」を日本人初・史上最年少で受賞。大阪市立大学准教授を経て現在、東京大学准教授。

著書に『人新世の「資本論」』(集英社)、『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(KADOKAWA)など。

 
■松本卓也(まつもと・たくや)さん

精神科医。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。

1983年生まれ、高知県出身。高知大学医学部卒業。自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。

著書に『人はみな妄想する』(青土社)、『享楽社会論』(人文書院)、『創造と狂気の歴史』 (講談社)、『〈つながり〉の現代思想』(共編、明石書店)、『症例でわかる精神病理学』(誠信書房)など。訳書に、ヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳、岩波書店)など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

コモンの「自治」論
斎藤 幸平 (著), 松本 卓也 (著), 白井 聡 (著), 松村 圭一郎 (著), 岸本 聡子 (著), 木村 あや (著), 藤原 辰史 (著)

【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】
戦争、インフレ、気候変動。資本主義がもたらした環境危機や経済格差で「人新世」の複合危機が始まった。
国々も人々も、生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。
崖っぷちの資本主義と民主主義。
この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。

『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。
危機のさなかに、未来を拓く実践の書。

 
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