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日本人初!2018年度ドイッチャー記念賞受賞作の邦訳、斎藤幸平さん『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』刊行  トークイベント等も開催

斎藤幸平さん著『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』特装版

斎藤幸平さん著『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』特装版

堀之内出版は大阪市立大学経済学研究科准教授・斎藤幸平さんの日本初の単著『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』を4月24日に刊行します。

これはマルクス研究界最高峰の賞「ドイッチャー記念賞」受賞作(英語)の邦訳増補改訂版にして著者初の日本語による単著です。

 

2018年度ドイッチャー記念賞を日本人初、最年少受賞!斎藤幸平さん日本初の単著が刊行!

斎藤幸平さんは著書「Karl Marx’s Ecosocialism: Capitalism, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy」でマルクスのエコロジー論が末節ではなく、経済学批判において体系的・包括的に論じられる重要なテーマであると明かし、マルクス研究としてだけでなく、資本主義批判、環境問題のアクチュアルな理論として世界で大きな評価を獲得、2018年のマルクス生誕記念イヤーにマルクス研究界最高峰の賞、ドイッチャー記念賞を若干31歳(受賞当時)で受賞しました。

ドイッチャー記念賞は、過去にデヴィッド・ハーヴェイやエリック・ホブズボーム、テリー・イーグルトン、ロバート・ブレナーらが受賞した非常に権威ある国際的な賞です。

 
その受賞作が邦訳増補改訂され、『大洪水の前に』として堀之内出版より刊行されます。

人文系研究の危機が語られる中、斎藤さんは日本人研究者として国際的な活躍をみせる気鋭の若手研究者です。2018年に来日、主著が日本でもヒットしたドイツの哲学者・マルクス・ガブリエルさんとも交流があり、ガブリエルさんとスラヴォイ・ジジェクさんの共著『神話・狂気・哄笑』を監訳するなどで知られています。

その日本デビュー作である『大洪水の前に』は、その歴史的に記念すべき書籍であることから、藤原印刷株式会社、有限会社コスモテックの協力を得、美麗な箔押しを全面にほどこした装丁となっています。

新進気鋭のイラストレーターとして人気を誇るマツダケンさんによる美麗な絵を箔、見開きおよそB4サイズの大型の箔で再現することは繊細な匠の技術を要します。

また、限定版としてマルクス生誕201周年目にあやかり、限定201冊のシリアル番号入りの函入りクロス装による特装版も用意。箔の色は「ポーラライト/ウイスキーブラウン/ブルーメタリック/サワーゴールド」の4色(4色の合計が201冊です)。

特装版の4色

特装版の4色

特装版は堀之内出版ウェブストア・イベントのみで販売となります。

★特装版販売サイト 堀之内出版ウェブストア:https://info1103.stores.jp/

 

斎藤幸平さん プロフィール

斎藤幸平(さいとう・こうへい)さんは、1987年生まれ。大阪市立大学経済学研究科准教授。日本MEGA編集委員会編集委員。

著書に「Natur gegen Kapital: Marx’ Okologie in seiner unvollendeten Kritik des Kapitalismus」、共著に『労働と思想』(堀之内出版)、監訳にマルクス・ガブリエルさん『神話・狂気・哄笑』(堀之内出版)等、編著に「Marx-Engels-Gesamtausgabe, IV. Abteilung Band 18」。2018年にドイッチャー記念賞を受賞。

 

関連イベントについて

■4月28日
<イベント>『大洪水の前に』『楽園をめぐる闘い』(堀之内出版)刊行記念「わたしたちの「楽園」にむけて――いま気候変動と資本主義社会を考えるということ」@代官山 蔦屋書店 斎藤幸平×星野真志
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/5860-1731000330.html

■4月25日
<イベント>『大洪水の前に』(堀之内出版)刊行記念「これからの社会を考える想像力――資本主義とエコロジー、私たちの働き方」@梅田 蔦屋書店 酒井隆史×斎藤幸平
https://store.tsite.jp/umeda/event/humanities/5594-1926240324.html

■5月7日
<展示>装画の原画、箔の見本等をジュンク堂書店池袋本店4階人文書売場壁面にてパネル展示開催
https://twitter.com/nyx_jpn/status/1116354718576664578

 

大洪水の前に: マルクスと惑星の物質代謝 (nyx叢書 (003))
斎藤幸平 (著)

大洪水がやってくる前に「私たちはすべてを変えなくてはならない」。資本主義批判と環境批判を融合し、持続可能なポストキャピタリズムを構想したマルクスを今こそ不可欠な理論的参照軸として21世紀に復権させる体系的な解釈を提示し、世界で高い評価を獲得した論稿、待望の日本刊行。

【推薦コメント】
マイケル・ハート(デューク大学) 気候変動とグローバルな環境危機に対峙しようと決意するなら、資本の批判が必ずや中心的課題になることが今日ますますはっきりとするようになるなかで、より多くの研究者や活動家たちが環境問題にたいしてマルクス主義のアプローチを採用するようになっている。この素晴らしい本によって、斎藤幸平はエコロジカルな資本批判というプロジェクトのために多大な貢献を成し遂げているが、それは、マルクス自身が経済学批判をその生涯にわたる、体系的なエコロジカルな分析に結びつけていたことを示しているからである。この惑星を大洪水から救いたいなら、もう一度マルクスに立ち返り、マルクスを読み返さなくてはならない。

 
【関連】
【イベント】『大洪水の前に』『楽園をめぐる闘い』(堀之内出版)刊行記念  斎藤幸平×星野真志トークイベント「わたしたちの「楽園」にむけて――いま気候変動と資本主義社会を考えるということ」 | イベント | 代官山 T-SITE
【イベント】酒井隆史×斎藤幸平 「これからの社会を考える想像力――資本主義とエコロジー、私たちの働き方」 | イベント | 梅田 蔦屋書店
雑誌nyx&nyx叢書 on Twitter: “【展示のお知らせ】斎藤幸平@koheisaito0131 『大洪水の前に』 マツダケン@keso901005 さんの装画の原画、コスモテック@cosmotech_no1 さんによる箔の見本等をジュンク堂書店池袋本店@junkuike_jinbun4階壁面にて5月7日より約1か月展示いたします。”

 


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