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【2022年度朝日賞】哲学者・柄谷行人さんらが受賞

朝日新聞文化財団と朝日新聞社は、2022年度朝日賞の受賞者を2023年1月1日付で発表しました。

 

2022年度朝日賞が決定!

2022年度朝日賞の全受賞者と授賞理由は次の通りです。

 
<「2022年度朝日賞」受賞者>
※順不同、年齢は2023年1月1日現在

■石内都(いしうち・みやこ)さん(75歳/写真家)
「記憶と時間に向きあい続ける写真表現の達成」

■柄谷行人(からたに・こうじん)さん(81歳/哲学者、批評家)
「鋭敏な文芸批評と独自の思想体系の国際的広がり」

■藤田誠(ふじた・まこと)さん(65歳/東京大学卓越教授)
「自己組織化によるナノ空間物質の創出とその応用」

■間野博行(まの・ひろゆき)さん(63歳/国立がん研究センター研究所長)
「肺がんの融合遺伝子の発見とがんゲノム医療の先導」

 
選考委員は、青柳正規さん(多摩美術大学理事長)、伊東豊雄さん(建築家)、上野千鶴子さん(社会学者)、梶田隆章さん(日本学術会議会長)、榊裕之さん(奈良国立大学機構理事長)、田中啓二さん(東京都医学総合研究所理事長)、野田秀樹さん(劇作家・演出家・俳優)、中村史郎さん(朝日新聞文化財団理事長、朝日新聞社社長)、角田克さん(朝日新聞社常務取締役編集担当)。

 
受賞者には正賞のブロンズ像と副賞(1件500万円)が贈られます。贈呈式は20223年1月27日(金)に東京都内で、朝日新聞社主催の「大佛次郎賞」「大佛次郎論壇賞」「朝日スポーツ賞」との4賞合同で開催されます。

 

朝日賞について

「朝日賞」は学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、わが国の文化、社会の発展、向上に多大の貢献をされた個人または団体に贈るために、朝日新聞社が1929年に創設。

現在は朝日新聞文化財団が事業を引き継ぎ、各界の推薦をもとに財団と朝日新聞社の選考委員会が審議、決定します。

 
また、本賞以外の分野で、長年にわたり国際的または社会的貢献が著しく、傑出した業績を上げた個人・団体に朝日新聞社より「朝日賞特別賞」が贈られる場合があります。

 


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