宝塚で舞台化、マリー・ダグー伯爵夫人関連本『新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人』が電子書籍化

D・デザンティさん著『新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人』(訳:持田明子さん)
ディスカヴァー・トゥエンティワンは、電子書籍レーベル「ディスカヴァーebook選書」より、D・デザンティさん著『新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人』(訳:持田明子さん)を発売しました。
なお、9月4日までの期間限定で、KindleUnlimitedにて配信中です。
宝塚舞台化で話題の関連書を電子化!
宝塚歌劇団花組で公演予定の『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』(https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/junreinotoshi/index.html)。このヒロインのマリー・ダグー伯爵夫人の生涯を描いた『新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人』が電子書籍化されました。
19世紀パリ社交界で輝かしい存在マリー・ダグー伯爵夫人。
革命を繰り返す激動の時代、家族も名誉も捨て作曲家フランツ・リストと情熱的な恋に落ち作家として活動した生涯を辿ります。
【本書の概要】
フランス革命から半世紀が経った、19世紀パリ。
社交界の女王マリー・ダグー伯爵夫人は共和主義が台頭する激動の時代、家族も名誉も捨てて天才作曲家フランツ・リストと情熱的な恋に落ちた。
ジャーナリスト・作家としての活動を通じて自らの道を切り拓いた「新しい女」の生涯を辿る。
(一部本文抜粋)
フランツ・リスト
「あなたは私に必要な女性ではおそらくないでしょう。だが、私がどうしても欲しい女性なのです。」
マリー・ダグー
「わたくしは何よりまず真実でありたいと思いました。」
<本書の目次>
主な登場人物
はじめに なぜ今、マリー・ダグー=ダニエル・ステルンを?
第一部 重大な帰還
1 帰って来る……でも、どこへ
リストとの別離?
パリ
無邪気なだて男、ウジェーヌ・シュウ
孤独な狼、ヴィニー
デルフィーヌ・ゲー・ド・ジラルダン
ジラルダン
ジャーナリストたちの学校――バルザック、サント=ブーヴ、等々
到達不可能な模範、ジョルジュ・サンド
2 新聞界のナポレオン
エミール・ド・ジラルダンの情熱
エミールとは何者?
パリのリスト
イギリスへの旅
〈星〉の誕生
ライバルとしてのデルフィーヌ、〈ド・ロネ子爵〉
ピュグマリオン
3 ダニエル・ステルン
華やかなデビュー――シャルル十世の宮廷
「わたしの五分間を!」
根こそぎにすべき情熱、リスト
親権を振りまわす父、リスト
サン=シモン主義の女性たち――フローラ・トリスタン――〈青鞜婦人〉と〈女性の救世主〉
シュザンヌたち
他
ディスカヴァーebook選書について
〔出版社コメント〕
この世界は素晴らしい書籍に満ちあふれています。
しかし、そのすべてが「入手可能」ではありません。
多くの良書が絶版、品切れになり、読む機会が失われてきました。
電子書籍は、「読む機会」を創出するひとつの可能性です。
古書店、図書館でないと出会えなかった本を、テクノロジーが進化を続けているいまだからこそ、いつでもどこでも読めるようにしたい。
そのような思いから、過去に様々な出版社から発行され、いまだ電子書籍化されていない書籍を、出版社・著者のご許諾・ご協力のもと電子書籍化しているのが、ディスカヴァーebook選書です。
読者のみなさまが「ずっと読みたかった1冊」に出会えますよう、少しずつラインナップを拡充してまいります。
新しい女―19世紀パリ文化界の女王マリー・ダグー伯爵夫人 (ディスカヴァーebook選書) D・デザンティ (著), 持田明子 (翻訳) ※本書は1991/7/31に株式会社 藤原書店より発売された書籍を電子化したものです。 |
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