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【第22回現代俳句大賞】俳人・川名大さんが受賞

現代俳句協会は、広く現代俳句の発展に寄与した方を顕彰する「第22回現代俳句大賞」の受賞者を発表しました。

 

第22回現代俳句大賞が決定!

第22回現代俳句大賞の選考委員会が2月16日にオンラインで開催され、次の通り受賞者が決定しました。

 
<第22回現代俳句大賞 受賞者>

◎川名大(かわな・はじめ)さん(近現代俳句研究者、俳人)

 
受賞者の川名大さんは、1939年生まれ。千葉県南房総市出身。早稲田大学第一文学部卒業。慶応義塾大学・東京大学両大学院修士過程で近代俳句を専攻。三好行雄、高柳重信に師事。富澤赤黄男・渡邊白泉・西東三鬼らの推進した新興俳句を研究対象としつつ、近代俳句の軌跡を俳句表現史の視点から構築。東京都立三田高等学校、聖光学院中学校高等学校(横浜市)教諭、東京都公文書館史料編纂係などを歴任。

 
選考委員は、中村和弘さん、寺井谷子さん、高野ムツオさん、対馬康子さん、秋尾敏さん、小林貴子さん、久保純夫さん、筑紫磐井さん、永井江美子さん、後藤章さん。
※高野ムツオさんは欠席の為、書面推薦。

表彰式は、11月12日にJR九州ステーションホテル小倉(北九州市)で開催予定の第59回現代俳句全国大会席上にて執り行われる予定です。

 

現代俳句大賞について

現代俳句大賞は、現代俳句協会が主催し、広く現代俳句の発展に寄与し、優れた功績を残した方を顕彰する俳句賞です。

前身となる「現代俳句協会大賞」は、長年にわたって句作・俳論に顕著な業績を挙げ、俳句界の指導育成にも多大な貢献をした協会会員に贈られていましたが、2001年に「現代俳句大賞」と名称を変更し、協会外にも対象者を広げています。

 
【関連】
第22回現代俳句大賞は川名 大氏に決定しました – 現代俳句協会

 


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