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出版予定が白紙になっていたライター・神田桂一さんの記事が『台湾対抗文化紀行』として無事刊行

神田桂一さん著『台湾対抗文化紀行』

神田桂一さん著『台湾対抗文化紀行』

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』『めぞん文豪』で知られるライター・神田桂一さんがメディアプラットフォームnoteで書いた記事が『台湾対抗文化紀行』として晶文社より11月29日(月)に刊行されます。

神田さんは、出版予定が白紙になったことで、そのために書いていた原稿の一部をnoteで公開。その記事が編集者の方の目に留まり、今回無事出版が決定しました。本書は、グルメと観光だけではない台湾文化の魅力がつまった一冊です。

 

『台湾対抗文化紀行』について

2010年代の台湾には、日本の1960年代のように、人びとが「自由」を求め、自分なりの表現に取り組む熱気が渦巻いていた――。

 
日本の企業社会に嫌気が差し、海外放浪の旅に出た神田桂一さんは、その途上で訪れた台湾に魅せられました。そして現地の人びとと交流するうちに、台湾の対抗文化やDIYシーンの取材にのめり込んでいきます。

★note:https://note.com/pokkee/n/na2e44e34c926

 
<著者・神田桂一さんのコメント>

ある事情で宙に浮いてしまった出版企画(もう完成原稿がある状態)を実現させるために、中身の一部を公開して、版元の編集者にアピールしようとしました。その際にどの媒体が一番届くのかと考えたときにnoteを選びました。

Twitterに投稿すると、晶文社の編集者がリツイートをしてくれたので、コンタクトをとり、完成原稿がある旨を伝えて、会議にかけてもらうことになりました。結果、無事通過して、出版に至りました。

もともとnoteは企画を書いて、媒体募集の際に使ったり、初心者ライター向けにマガジンを発行したりして、使用していましたので、その蓄積も、今回の公開原稿の信用度に結びついたのかなと思っています。

noteは、やはり、まとまった文章を多くの人に見てもらいたいときに威力を発揮する媒体として重宝しております。今回、noteが発端となって本を出せたことで、とても有意義な体験となりました。決してフォロワーは多くないのですが、使いかたを色々と模索したいです。

 

本書の目次

序章 フリーライター、台湾に出会う

第一章 フリーライター、台湾に降り立つ

第二章 台湾再訪、台湾インディ音楽を知る

第三章 台湾と中国、台湾アイデンティティを巡って

第四章 台湾意識が宿るもの。街・建築・文房具

INTERLUDE 台湾で出会った愛すべき人たちとのささやかな記憶の記録

第五章 インディペンデント誌『秋刀魚』がカルチャーの分断を消滅させる日

第六章 DIYからすべてが生まれる。オルタナティブスペース〈waiting room〉

第七章 日本人から観た台湾、台湾人から観た日本

あとがきにかえて 就職しないで生きるには

 

著者プロフィール

著者・神田桂一(かんだ・けいいち)さんは、1978年生まれ。大阪出身。フリーライター・編集者。

一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちに、フリーランスとなる。

雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。

著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良さんとの共著/宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編/ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良さんとの共著、河尻みつるさん作画/少年画報社『ヤングキング』連載中)。

★note:https://note.com/pokkee
★Twitter:https://twitter.com/pokke0902

 

台湾対抗文化紀行
神田桂一 (著), 川島小鳥 (写真)

インディ音楽シーン、インディペンデント誌『秋刀魚』、オルタナティブスペース〈waiting room〉……現在進行形の台湾カルチャーを案内しながら、これからの時代の生き方や働き方を考える。ベストセラー『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』、人気マンガ連載『めぞん文豪』の共著者で、フリーランスライターとして活躍する著者の初の単著。

 
【関連】
台湾と中国、台湾アイデンティティを巡って【改訂版】|神田桂一|note

 


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