【第38回全日本短歌大会】文部科学大臣賞に角田正雄さん、毎日新聞社賞に児玉正敏さん、日本歌人クラブ賞に大原芳紀さん
日本歌人クラブが主催する第38回全日本短歌大会および第11回全日本学生・ジュニア短歌大会の入賞者が決定しました。
全日本短歌大会および全日本学生・ジュニア短歌大会について
全日本短歌大会は、日本歌人クラブが主催し、文化庁・毎日新聞社が後援する、一般の短歌愛好者の方を対象したコンテスト。毎年2,000首以上の応募があります。授賞式では、著名な歌人の講演会や、懇親会もあわせて開催されます。
また、大学生・大学院生・専門学校生以下の方を対象とした「全日本学生・ジュニア短歌大会」も開催しており、こちらは毎年8,000首以上の応募があります。
第38回全日本短歌大会および第11回全日本学生・ジュニア短歌大会の入賞者について
今回、第38回全日本短歌大会には2,040首、全日本学生・ジュニア短歌大会の小学生・中学生の部には4,030首、高校生・大学専門学校生の部には3,489首の応募がありました。
その中から、各賞の入賞者に選ばれたのは、次の方たちです。
【第38回全日本短歌大会】
・文部科学大臣賞 角田正雄さん(宮城県仙台市)
「君は未だロボットなんだ少しづつ人間になるよと手塚は言ひき」
・毎日新聞社賞 児玉正敏さん(福島県福島市)
・日本歌人クラブ賞 大原芳紀さん(埼玉県久喜市)
【第11回全日本学生・ジュニア短歌大会】
■小学生・中学生の部
・文部科学大臣賞 山田育美さん(金沢市・小学三年生)
・毎日新聞社賞 江刺家優衣さん(三沢市・中学二年生)
・東京都教育委員会賞 小林明日香さん(新潟市・中学三年生)
・日本歌人クラブ賞 安室知慧さん(足立区・小学二年生)
■高校生・大学専門学校生の部
・文部科学大臣賞 濱本蔵人さん(岐阜県・高校二年生)
・毎日新聞社賞 雪吉千春さん(福岡県・高校三年生)
・東京都教育委員会賞 倉持侑典さん(茨城県・高専三年生)
・日本歌人クラブ賞 二枝紗莉惟さん(石川県・高校三年生)
なお、大会は9月16日に明治神宮にて開催されます。
※入賞作品、大会についての詳細は、「日本歌人クラブからのお知らせ」をご覧ください。
日本歌人クラブについて
日本歌人クラブは、1948年(昭和23年)9月に発足。斎藤茂吉、土屋文明、釈迢空、尾上柴舟、佐佐木信綱、窪田空穂、土岐善麿、前田夕暮をはじめとする183名の発起人、および太田靑丘、渡辺順三、近藤芳美、佐藤佐太郎、木俣修、宮柊二、香川進ら当時の中堅歌人らによって結成されました。現在、約3,500名の会員が所属する、日本で最も大きな歌人の団体です。
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