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【第63回角川短歌賞・角川俳句賞】短歌賞は睦月都さん「十七月の娘たち」、俳句賞は月野ぽぽなさん「人のかたち」

角川文化振興財団は8月31日、第63回角川短歌賞および第63回角川俳句賞の受賞作を発表。角川短歌賞は睦月都さんの「十七月の娘たち」、角川俳句賞は月野ぽぽなさんの「人のかたち」に決定しました。

 

角川短歌賞・角川俳句賞について

角川短歌賞は、歌壇に新しい開花をもたらす才能の発掘を目的として、角川書店が昭和30年に創設した公募の短歌新人賞です。未発表作品50首一連の応募作品を対象に受賞作を決定します。ちなみに、昭和61年の第32回では、俵万智さんが受賞しています。

 
角川俳句賞は、俳壇に清新な風を吹き込む才能の発掘を目的として、角川短歌賞とともに、角川書店が昭和30年に創設した公募の俳句新人賞です。未発表の50句の応募作品を対象に受賞作を決定。

両賞とも、現在は角川文化振興財団が主催。

 

第63回角川短歌賞について

第63回角川短歌賞は、睦月都(むつき・みやこ)さんの「十七月の娘たち」50首に決定しました。受賞作品、選考経過は10月25日発売の『短歌』11月号誌上で発表されます。

睦月都さんは、平成3年、東京都生まれ。「かばん」所属。

選考委員は、伊藤一彦さん、永田和宏さん、小池光さん、東直子さん。

受賞者の睦月さんには、賞状、記念品および副賞として30万円が贈られます。

 

第63回角川俳句賞について

第63回角川俳句賞は、月野ぽぽな(つきの・ぽぽな)さんの「人のかたち」50句に決定しました。受賞作品、選考経過は10月25日発売の『俳句』11月号誌上で発表されます。

月野ぽぽなさんは、昭和40年長野県生まれ。「海程」所属。第28回現代俳句新人賞、第8回海外日系文芸祭海外日系新聞放送協会会長賞を受賞。

選考委員は、仁平勝さん、正木ゆう子さん、小澤實さん、岸本尚毅さん。

受賞者の月野さんには、賞状、記念品および副賞として30万円が贈られます。

 
【2017.10.27追記】
10月25日発売の『短歌』11月号では、「次席」としてタレントのカン・ハンナさんが、「佳作」としてモデルの知花くららさん他が入選したことが発表されています。

 

短歌 29年11月号
第63回 角川短歌賞発表
・受賞作品50首「十七月の娘たち」睦月 都
・選考結果、受賞の言葉
・次席50首「膨らんだ風船を抱いて」カン・ハンナ
・佳作「髭と詩と」滝本賢太郎、「やがて孵る」辻 聡之、「巣立ち」清水良郎、「ナイルパーチの鱗」知花くらら
・選考座談会 伊藤一彦、永田和宏、小池光、東直子

 
【関連】
【決定のお知らせ】第63回角川短歌賞 – 角川文化振興財団
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角川『短歌』編集部さんのツイート
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角川文化振興財団【角川短歌賞】
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