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松崎義行さん×田原さん、日中両国の詩人による詩&エッセイの競作『詩人と母』が刊行 この冬、母を亡くした同世代の二人の詩人が、悲しみと、悲しみの先にある小さな希望を紡ぐ

田原(ティエン・ユアン)さん&松崎義行さん著『詩人と母』

田原(ティエン・ユアン)さん&松崎義行さん著『詩人と母』

松崎義行さんと田原(ティエン・ユアン)さんによる詩集『詩人と母』が、みらいパブリッシングより刊行されました。

 

命を見つめる、日中両国の詩人による詩&エッセイの感動競作!

2021年冬、ほぼ同じ頃に母を亡くした同世代の詩人が、それぞれの母への想いや少年時代のエピソードなどを詩とエッセイで綴り、それが一冊の詩集になりました。

この詩集は、母の死をきっかけに生まれた詩集であり、同時に、中国と日本の詩人の友情から生まれた詩集でもあります。

 
二人の詩人は「あとがき」に次のような言葉を記しています。

「母が亡くなった翌日、涙を流しながら、詩を書き始めました。
私たち二人の母だけでなく、天下のあらゆる母に感謝します。産んでくれてありがとう」(田原さん)

「読んでくれるみなさん、一人ひとりが、身近な人の死に関わる時、そこから命を引き継いで自分らしく生きていくヒントになればと願って、私はこの本と『さよなら』して、読者としてまた鑑賞します」(松崎義行さん)

 
本書では、「母の死」を描くことで「母の生」に光を当て、詩人らしい感性豊かな言葉で生き生きと「私の母」を描いています。
それは心の中でいつまでも生き続けるやさしい母ですが、同時に「謎」としての母でもあります。
そして詩の中の母は、肉体の死を超えて永遠に生き続けるようにさえ思えます。

 
<出版社より>

母の死を悲しみながらも、その死を受け止め、悲しみの先にある希望について語ろうとしている詩人の姿に、多くの人々が共感することでしょう。

 

著者プロフィール

 
■田原(ティエン・ユアン)さん

詩人・翻訳家。1965年中国河南省生まれ。1991年来日留学。2003年「谷川俊太郎論」で文学博士号取得。城西国際大学で教鞭を執っている。

翻訳書に中国語版『谷川俊太郎詩歌総集』『金子みすゞ全集』『人間失格』『松尾芭蕉俳句選』など。
日本語詩集『そうして岸が誕生した』、『石の記憶』(第60回H氏賞)、『田原詩集』『蛇の夢』、絵本『ねことおばあさん』など。上海文学賞、台湾と中国で翻訳賞を受賞。

 
■松崎義行(まつざき・よしゆき)さん

1964年吉祥寺生まれ。15歳のときに第一詩集『童女M-16の詩』でデビュー。ラジオ、雑誌で詩の選者を担当。

詩集に『バスに乗ったら遠回り』『10秒の詩ー心の傷を治す本』『幸せは搾取されない』ほか。谷川俊太郎さんの紹介で田原さんと出会い、出版PRの中国ツアーなどにも同行、親交を深めた。

 

詩人と母
田原 (著), ティエン・ユアン (著), 松崎義行 (著)

 


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