み群杏子さん20年ぶり2作目となる単行本『夜の言箱』が刊行 2つの戯曲と5つの短編、18のエッセイを収録
劇作家として活躍する著者・み群杏子さんによる2作目の単行本『夜の言箱』(発行:星みずく/発売:出版文化社)が20年ぶりに出版されました。
「心の力」が引き起こすファンタジーの世界をあなたも体感してみませんか?
本作にはすでに舞台化もされている2つの戯曲「モクレンの探偵」「ひめごと」のほか、未発表の最新作も含む5つの短編と18のエッセイが収録されています。
不可能が可能になる「心の力」とそれが引き起こすファンタジーの世界へ、読者を引き込む一冊です。
「あたためてきた たからもののように
本当のことを知っているのは この家と庭だけ」
(「ひめごと」より)
<本書の目次>
〇モクレンの探偵
〇ひめごと
〇ちいさな物語
(きぬえちゃん/トラックに乗って/一通の手紙/トモヨリさんのこと/ジェリービーンズの指輪)
〇えとせとら
(骨董市で見つけたもの/迷宮ごっこ/ひみつ/小さい物語/柔らかな紲/ひめごと/モクレンの探偵/古道具屋さん/本が好き/なつしろぎくのお茶/クリスマスだからって/ムーンパレス/額装された詩/彼岸花/なんだかんだと言いながら読んでしまう村上春樹/Pアクト文庫/別役実の『部屋』/思い出の箱)
〇あとがきにかえて
著者プロフィール
著者のみ群杏子(みむれ・きょうこ)さんは、劇作家。
1991年、戯曲『恋ごころのアドレス』で、文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作を受賞。1992年、戯曲『ポプコーンの降る街』で、文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作で受賞。
約15年間、大阪の舞台創造集団りゃんめんにゅーろんに所属。
2008年より自作を語るリーディングユニット「星みずく」を立ち上げる。日本劇作家協会会員。
著者に『み群杏子戯曲集 微熱の箱』がある。
夜の言箱 2つの戯曲と小品集 み群杏子 (著) 演劇やラジオドラマの劇作家として活躍する著者による2つの戯曲と、5つの短編、18のエッセイがおさめられた一冊。 |