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【第11回CPU大賞】書籍部門は四禮静子さん『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい』が受賞

四禮静子さん著『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい 8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)

四禮静子さん著『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい 8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)

コンピュータ関連の書籍を発行する出版社7社が加盟する「コンピュータ出版販売研究機構(略称:CPU)」が、第11回(2020年度)CPU大賞「書籍部門」を発表し、四禮静子さん著『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい 8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)が大賞に選ばれました。

 

CPU大賞「書籍部門」について

コンピュータ出版販売研究機構(CPU)には、コンピュータ関連の書籍を発行する出版社(インプレス、SBクリエイティブ、技術評論社、秀和システム、翔泳社、マイナビ出版、ソシム)7社が加盟しています。

CPU大賞「書籍部門」は、前年の1月1日から12月31日に発売された加盟各社の書籍を対象とし、全国の書店からの投票を元に選定されます。

★コンピュータ出版販売研究機構 URL:http://www.computerbook.jp

 

技術評論社刊『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』が第1位!

CPU大賞(書籍部門)の大賞に輝いた『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』(技術評論社)は、コンピュータ書では定番のテーマ「Excel・Wordを使った資料作成」の入門書でありながら、社会人なら誰もが目を引く斬新な切り口の書名および内容で、コンピュータ書コーナーや話題書コーナーでの圧倒的な販売力も伴い、書店売上に大きく貢献したことが評価されての受賞となりました。

 
ここ数年のトレンドですが、コンピュータ書コーナーはもちろん、話題書コーナー、芸術書コーナー、デザイン書コーナーなどでも展開のできる、ジャンルを跨いだ「越境型書籍」が今年も強い傾向でした。

第2位の『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア3色だけでセンスのいい色』(インプレス)と、第3位の『あたらしい、あしらい。 あしらいに着目したデザインレイアウトの本』(ソシム)はその代表例で、Webデザインを含む配色・レイアウトを学ぶための良書との高い評価を得ており、複数コーナーでの販売増につなげています。なお、この2冊に共通する点として、著者がingectar-eさんであり、ここ最近のヒットメーカーである事が挙げられます。

 
また、昨今の社会情勢を受け、テレワーク関連書にも票が集まりました。第4位の『ゼロからはじめるZoom基本&便利技』(技術評論社)、第5位の『できるテレワーク入門 在宅勤務の導入・実践に役立つ本』(インプレス)は、今年度の新刊キーワードの中でも最も旬なテーマであり、話題書コーナーやビジネス書コーナーで展開しても良く売れたことから、高い評価を得る事となりました。

但し、テレワーク関連書は各社から多数出版されたためか、票は若干割れた傾向となりました。

 
なお、「Excel仕事術」や「Python」といったテーマは根強く、ランキング10位以内に数点入っているものの、得票数は伸びず、書店店頭では飽和状態であることが予想される結果となっています。

 

第11回(2020年度)CPU大賞「書籍部門」の結果について

第11回(2020年度)CPU大賞「書籍部門」は、2020年1月1日から12月31日に発売された加盟各社の新刊書籍を対象とし、全国の書店171店舗のコンピュータ書籍担当者からの投票をもとに選定されました。

順位は次の通りです。〔敬称略〕

 
■書店員さんが選んだ第1位(大賞)
『スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン』
発売:技術評論社
著者:四禮静子(しれい・しずこ)

<書店員さんの声>
◎上ぶっちぎりダントツNo.1!
◎内容もさることながら、何よりタイトル!お客様の手に取らせるパッケージの巧さがある。
◎表紙を見たときに自分の事を言われているのかと思った。お客さんに紹介したくなる一冊。
◎SNSでの反響も凄まじく、話題性があった。

 
■書店員さんが選んだ第2位
『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア3色だけでセンスのいい色』
発売:インプレス   
著者:ingectar-e  

<書店員さんの声>
◎色々なジャンルに活用できる、アイデアが広がっていく本。類書の多い配色デザイン本の中でも、際立って売れていた。

 
■書店員さんが選んだ第3位
『あたらしい、あしらい。 あしらいに着目したデザインレイアウトの本』 
発売:ソシム
著者: ingectar-e  

<書店員さんの声>
◎デザイン全体を解説する本は多いが、「あしらいに着目」した点が斬新。新たな需要を生んだ。

 
■書店員さんが選んだ第4位
『ゼロからはじめるZoom 基本&便利技』 
発売:技術評論社   
著者:マイカ  

<書店員さんの声>
◎テレワーク関連本の中で最もよく売れ、お客様から問い合わせが多かった「Zoomの使い方」に応えてくれた本だった。

 
■書店員さんが選んだ第5位
『できるテレワーク入門 在宅勤務の導入・実践に役立つ本』
発売:インプレス   
著者:法林岳之、清水理史、できるシリーズ編集部  

<書店員さんの声>
◎新しい働き方へ移行していく中で、ニーズに合った本だった。また、ビジネス書コーナーでも高い売上を残した。

 

スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン
四禮 静子 (著)

だれも教えてくれない資料作成のキホン、ちゃんと身についてますか?

「資料は“内容”さえよければいい」
「Wordくらい、なんとなく使えているから問題ない! 」

そう言っておきながら……、

体裁が整っておらず「読みにくい」と言われてませんか?
限られた時間の中で作成できず、家に持ち帰ったりしていませんか?
ほかの人が修正しようとすると、レイアウトが崩れて使いものにならなかったりしないでしょうか?

社会人として恥ずかしくない資料を作るために必要な「美しさ」「スピード」「共有性」。この3つを高めて効率よく仕事を進めるWord/Excelの実践テクニックを、2000人以上の受講生に指導してきたベテラン著者がお教えします!

 
【関連】
第11回 CPU大賞【書籍部門】(2020年度)発表!-コンピューター出版販売研究機構

 


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