蛭塚都（蛭塚タウン）さん初の女性漫画作品『4LDK』第1巻が刊行　男4人+少女1人、ワケあり同居人たちが繰り広げるヒューマンドラマ

2020年4月12日 1:26 PM 本の紹介

『4LDK』コミックス第1巻書影

無料Webコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載中の蛭塚都さん著『4LDK』のコミックス第1巻が、KADOKAWAより刊行されました。

都会の片隅にある一軒のシェアハウスで暮らす男4人＋少女1人。それぞれ事情を抱えたタイプの違う5人によって繰り広げられるヒューマンドラマが描かれます。

舞台はシェアハウス　ミステリー要素も詰まった、個性豊かなメンバーによる同居生活！

『4LDK』は、蛭塚都さんによるヒューマンドラマです。シェアハウスを舞台に個性豊かなキャラクタ―達が登場し、他人同士の集まりだからこそ見えてくる人の優しさ、悲しさ、憎しみなど様々な感情を描く漫画作品です。

著者の蛭塚都さんは『アルファ戦隊アルレンジャー』（三交社）など、「蛭塚タウン」名義でBL漫画家として既に活躍している実力派作家ですが、本作は著者初の女性漫画作品となります。

コミックス第1巻では、夢を追って上京したものの失敗し、路頭に迷っていた主人公・浅野寅がシェアハウスに住み始め、そこにいる住人達と友好を深めていく姿が描かれます。

シェアハウスに住むのは、大家でミステリー作家の中島旭、風俗のキャッチををしている湯川栄、エリート営業マンの日吉千歳、そして旭の娘・中島弥生。そんな男4人＋少女1人という職業もタイプも違う個性的な面々が一つ屋根の下で暮らす様子を、温かく時にコミカルに綴ります。

◆ミステリー作家とその娘、風俗のキャッチ、エリート営業マン、そして夢破れた青年と個性豊かな面々が集うシェアハウスの模様が描かれる

『4LDK』コミックス第1巻より

とても平穏に見える共同生活。しかし5人それぞれが何か特別な事情を抱えているようで……？
物語の節々に見え隠れするミステリー的な要素も本作の魅力の一つです。

◆平穏な共同生活の中に見え隠れするミステリー要素にも注目

『4LDK』コミックス第1巻より

旭の抱える事情とは、そして寅が「こんな変な家族、俺がぶち壊してやる!!」といった理由とは――。気になる詳細はコミックス第1巻でご確認ください！

◆寅が旭につかみかかった理由とは…!?

『4LDK』コミックス第1巻より

現代社会を舞台に、事情を抱えた他人同士の共同生活だからこそ生まれる優しさ、怒り、悲しみなどの感情を丁寧に綴り、それぞれの心の成長をも描いたヒューマンドラマ『4LDK』は、ヒューマンドラマファンはもちろん、イケメン好き、ミステリー好きの方も楽しめる作品となっています。