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ビジネス書要約サービス「flier(フライヤー)」、要約書籍が2000冊に到達! 記念すべき2000冊目は『Think Smart』

ジネス書要約サービス「flier(フライヤー)」、要約書籍が2000冊に到達!

ジネス書要約サービス「flier(フライヤー)」、要約書籍が2000冊に到達!

ビジネス書の要約文をアプリやサイトに配信する株式会社フライヤーでは、2020年1月21日で要約書籍の冊数が2,000冊に達します。サービス開始(2013.10)から、約6年3カ月での大台突破です。

 

書籍要約サービス、6年強で2000冊に到達、会員は48万人超え

フライヤー社は現在、新刊(9割)を中心に毎日1冊のペースで、書籍の要約文を、「flier(フライヤー)」のアプリやサイトにアップしています。

 
記念すべき2,000冊目は、ロルフ・ドベリさん著『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』(サンマーク出版)です。書店配本日(1/21)同日に要約を掲載します。

 
会員数も、サービス開始から右肩上がりとなっています。2019年(1-12月)の会員数は2年前の約3倍(前年比も1.7倍)で、純増数も2年前の4.3倍と、近年急拡大。2019年12月には48万人を突破しました。

 

サービス開始前は出版社の「要約許可」を得られず苦労  第一号はフォレスト出版社長

「フライヤー」の最大の特長は、「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書評でないため、出版社と著者から、要約の許諾を得る必要があります。

現在、大手を含む180社の出版社と、コンテンツパートナーとして提携しています。

 
しかしサービス開始前は、「要約サービスによって、本そのものが売れなくなるのではないか?」などの疑問から、要約の許可を3カ月間、どこの出版社からも一切、もらえなかったそうです。

そんななか、「いまは分からないけど、これから先、このようなサービスが伸びれば、きっと世の中のためになる」と、背中を押してくれたのが、フォレスト出版の創業者、太田宏代表取締役社長です。

太田社長からは、今回の2000冊の節目に際して、以下のコメントが寄せられています。

 
<フォレスト出版:太田宏代表取締役社長 コメント>

「『ねえねえ、この本読んでみた?面白かったよ!』
人生で素晴らしい友人とは、良書、好書を教えてくれる人物ではないでしょうか。
2013年、俊英、大賀康史さんは、書籍の要約事業でスタートアップするということで私の前に登場しました。
構造不況業種と揶揄される出版業界に、異業種から参入されるという勇気と視点に深く感動と賛同の意を覚えたものでした。
書籍の要約事業は、膨大な読書量と書籍の肝をつかむ努力無くして成立しません。
フライヤーの存在は、可処分時間の減少にため息を漏らす情報化社会のビジネスマンにとって、まさに人生の頼もしい友人ではないでしょうか。」

 

書籍発売前にいち早く要約を公開 ユーザーからも「要約で理解深まる」と好評

この第一号のフォレスト出版との契約を皮切りに、協力してもらえる出版社が、徐々に増えていきます。
最近では、フライヤー社のコンテンツが「書籍の話題づくりや購買にもつながる」として、出版社や著者から高い評価を得るようになっています。

 
そのため、2000冊目となる『Think Smart』のように、本の発売前に校正刷りを受け取り、発売前や発売日に合わせ、要約を公開する実績も増えています。

ユーザーからも、「難しい内容のビジネス書も、まずはフライヤーで要約を読み、内容をつかんでから実際に本を読み進めていけば理解が深まるし、“時短読書”にもつながる」と、好評です。

 

フライヤー・代表取締役CEO:大賀康史さん コメント

「本の概要が通勤時間などのスキマ時間で読めて、学びにも本選びにも活かせるサービスがあったらいい。自分たちが一番ほしいと思ったサービスがフライヤーの原型でした。

起業してサービスを作り上げていく中で、本を作る過程では想像以上に多くの方の想いがこめられていることを知りました。
フライヤーで大切にしている言葉として、「三方良し」があります。読者の方はもちろんのこと、出版に携わる人にも喜んでいただけるサービスにすることを心に誓い、歩みを進めました。

2,000冊もの本を紹介させていただく中で、鮮明な印象が残っている本がたくさんあります。
初めて紹介させていただいた本や、知的興奮のままに要約を書いた本、5回は読み直した本。そのような本を作られた方々の想いに負けないように、一冊一冊熱量をこめて紹介していくことを続けていきたいと思っています。
これからもフライヤーをよろしくお願いいたします」

 

書店も注目!店内に常設の「フライヤー棚」を設置

書店もフライヤーのサービスに注目。年に一度開催される、一般投票によるビジネス書グランプリでは、受賞作品の店頭フェアを、全国1000店規模の書店で開催されています。

 
また書店チェーンの「未来屋書店」(イオングループ)は全国約35店(2019年12月現在)に「フライヤー棚」を常設し、フライヤーの月間閲覧数ベスト10や話題の書籍等を平積みするとともに、書籍のPOPにQRコードをつけて、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる新たな試みを開始しています。紹介された書籍は売り上げベースで平均、前月の約1.4倍の売れ行きとなり、書店と読者双方から支持されています。

 

フライヤーについて

(株)フライヤーは、ビジネス書籍の要約文章をアプリやサイトで手軽に閲覧できる「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。「読む時間がなかなかとれないが、話題のビジネス書の大筋は理解しておきたい」「本が多過ぎてどれを読めばいいのか分からない」。そんな忙しい現代のビジネスパーソンの悩みを解決すべく、新刊や話題のベストセラー、名著のビジネス書の要約を提供するサービスを展開しています。

 
最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があります。両者には要約した記事そのものの確認もお願いしており、高品質なサービスを提供しています。

要約の文字量は4000字ほどで、通常は読破するのに4~8時間かかる1冊のビジネス書を、わずか10分程度で読める工夫をしています。
要約記事は自社の編集部員に加えて、経験豊富な外部ライター約50人(数々のヒット作を手掛けたライターや、出版社の元編集者、新聞記者、経営コンサルタント、歴史研究家など)が、分かりやすくまとめます。

「フライヤー」には、新刊(9割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップしています。現在は約2000冊(2020.1)を掲載しており、17種のカテゴリやキーワード検索で、自分に合った本を探せます。

 
出版社と著者から、「要約は、書籍の話題づくりや購買につながる」と、高い評価を得るまでに成長しています。

利用者は、通勤時や休憩時間といったすきま時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンのほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。昨年始めたAIの音声読み上げサービスも好評を博しています。

 
【関連】
本の要約サイト flier(フライヤー)

 


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