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【キノベス!2020】紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30を発表! 1位はブレイディみかこさん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

紀伊國屋書店は12月26日、”紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30”「キノベス!2020」を発表しました。

 

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2020」 〔敬称略〕

 
1位 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮社)

ブレイディみかこさん著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)

ブレイディみかこさん著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)

2位 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社)

3位 『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)

4位 『三体』(劉慈欣/早川書房)

5位 『こども六法』(山崎聡一郎/弘文堂)

6位 『線は、僕を描く』(砥上裕將/講談社)

7位 『流浪の月』(凪良ゆう/東京創元社)

8位 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(ハンス・ロスリング/日経BP社)

9位 『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治/新潮社)

10位 『ライオンのおやつ』(小川糸/ポプラ社)

11位 『medium[メディウム] 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)

12位 『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ/筑摩書房)

13位 『罪の轍』(奥田英朗/新潮社)

14位 『ころべばいいのに』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)

15位 『いつかの岸辺に跳ねていく』(加納朋子/幻冬舎)

16位 『あなたがひとりで生きていく時に知っておいてほしいこと ひとり暮らしの智恵と技術』(辰巳渚/文藝春秋)

17位 『生命式』(村田沙耶香/河出書房新社)

18位 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(北村紗衣/書肆侃侃房)

19位 『十二国記 白銀の墟 玄の月』(小野不由美/新潮社)

20位 『店長がバカすぎて』(早見和真/角川春樹事務所)

21位 『神様の暇つぶし』(千早茜/文藝春秋)

22位 『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(大島真寿美/文藝春秋)

23位 『ザ・ロイヤルファミリー』(早見和真/新潮社)

24位 『死にがいを求めて生きているの』(朝井リョウ/中央公論新社)

25位 『夢中さ、きみに。』(和山やま/KADOKAWA)

26位 『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)

27位 『平場の月』(朝倉かすみ/光文社)

28位 『いけない』(道尾秀介/文藝春秋)

29位 『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(レンタルなんもしない人/晶文社)

30位 『熱源』(川越宗一/文藝春秋)

 

「キノベス!」について

「キノベス!」は、過去1年間に出版された新刊(文庫化タイトル除く)を対象に、紀伊國屋書店スタッフが「自分で読んでみて本当に面白い、ぜひ読んでほしい本を選び、お客様におすすめしよう」という企画で、2003年にスタート。

今年は16名の選考委員が、紀伊國屋書店の全スタッフから公募した推薦コメントを熟読し、ベスト30を決定しました。

 

「キノベス!2020フェア」を開催!

紀伊國屋書店では、2020年2月1日(土)より「キノベス!2020フェア」を全国の紀伊國屋書店にて一斉開催予定です。

スタッフが各作品に寄せたコメントを掲載した小冊子を店頭にて配布します。

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディ みかこ (著)

大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至の等身大ノンフィクション。

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。

連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。

 
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