『サピエンス全史』著者・ハラリさん最新作『21 Lessons』初版15万部で刊行
河出書房新社は、世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者、ユヴァル・ノア・ハラリさんの最新作『21 Lessons(トゥエンティワン・レッスンズ) 21世紀の人類のための21の思考』(訳:柴田裕之さん)を、初版15万部で11月20日に刊行しました。
ハラリさん最新作『21 Lessons』は初版15万部! 日本著作累計140万部、世界著作累計2000万部突破!
『21 Lessons』は、『サピエンス全史』(2016年)で人類の「過去」を、『ホモ・デウス』(2018年)で人類の「未来」を描き、世界中で社会現象となったハラリさんが、ついに「人類の『現在』」に焦点を当て、「いま、何が起きているのか?」「そして、あなたはどう生きるか?」と、読者である私たちに、問いかけてきます。
また、タイトルに「21」とあるとおり、私たちが直面している21の重要課題について、様々な知見を駆使しながら、壮大で斬新な思考を提示します。
【『21 Lessons』で取り上げる21 の課題】
1 幻滅――先送りにされた「歴史の終わり」
2 雇用――あなたが大人になったときには、仕事がないかもしれない
3 自由――ビッグデータがあなたを見守っている
4 平等――データを制する者が未来を制する
5 コミュニティ――人間には身体がある
6 文明――世界にはたった一つの文明しかない
7 ナショナリズム――グローバルな問題はグローバルな答えを必要とする
8 宗教――今や神は国家に仕える
9 移民――文化にも良し悪しがあるかもしれない
10 テロ――パニックを起こすな
11 戦争――人間の愚かさをけっして過小評価してはならない
12 謙虚さ――あなたは世界の中心ではない
13 神――神の名をみだりに唱えてはならない
14 世俗主義――自らの陰の面を認めよ
15 無知――あなたは自分で思っているほど多くを知らない
16 正義――私たちの正義感は時代後れかもしれない
17 ポスト・トゥルース――いつまでも消えないフェイクニュースもある
18 SF――未来は映画で目にするものとは違う
19 教育――変化だけが唯一不変
20 意味――人生は物語ではない
21 瞑想――ひたすら観察せよ
本書の推薦者には、ビル・ゲイツさん、山極壽一さん(京都大学総長)、本村凌二さん(東京大学名誉教授)、山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)といった、各界の著名人が名を連ねています。
「物語によって作られてきた人間の生きる意味を繊細に問い直し、
AI にハックされつつある人間の処方箋を大胆に描く。」――山極壽一さん(京都大学総長)
なお、『21 Lessons』は、全国の書店での予約数や期待値を鑑み、人文・教養書としては異例の初版15万部での発売となりました。
ユヴァル・ノア・ハラリさん プロフィール
ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)さんは、1976年、イスラエル・ハイファ生まれ。歴史学者、哲学者。
オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、2018年のダボス会議での基調講演など、世界中の聴衆に向けて講義や講演も行なう。
著書『サピエンス全史』『ホモ・デウス』そして『21 Lessons』は、世界的なベストセラーとなっている。
21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考 ユヴァル・ノア・ハラリ (著), 柴田裕之 (翻訳) 『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。 |
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