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直木賞作家・安部龍太郎さん版「太平記」シリーズ刊行記念!トーク&サイン会を開催! トークテーマは「歴史小説の書き方」

直木賞作家・安部龍太郎さん版「太平記」シリーズ刊行記念!トーク&サイン会を開催!

直木賞作家・安部龍太郎さん版「太平記」シリーズ刊行記念!トーク&サイン会を開催!

集英社は、直木賞作家・安部龍太郎さんの最新刊『蝦夷太平記 十三の海鳴り』を10月25日に刊行します。本作は、9月、10月に集英社文庫から刊行された『婆娑羅太平記 道誉と正成』と『士道太平記 義貞の旗』に続く安部版「太平記」シリーズの第3作目となります。

主人公は蝦夷管領・安藤又太郎季長。鎌倉時代から南北朝時代にかけて、日本列島全体でどのような騒乱が起きていたのか、これまでの歴史解釈に大きな一石を投じる本格歴史小説です。

舞台が青森県・十三湊(とさみなと)という縁から、刊行を記念して青森県五所川原市でのトーク&サイン会が決定。トークテーマは「歴史小説の書き方」です。

 

安部版「太平記」シリーズ刊行記念トーク&サイン会 開催概要

■開催日時:2019年10月26日(土)14:00~

■場所:ELM本館2F ELMホール(青森県五所川原市唐笠柳藤巻517-1)

■トークショー:参加無料
■サイン会:くまざわ書店五所川原店(ELM本館1F)にて対象の書籍を購入した先着50名に整理券を配布。
※当日会場でも販売します。
※サイン会の列が途切れ次第、イベントは終了となります。

■対象書籍:『蝦夷太平記 十三の海鳴り』、集英社文庫『婆娑羅太平記 道誉と正成』『士道太平記 義貞の旗』いずれか1冊から。

★詳細:https://www.kumabook.com/event/7198/

 

安部龍太郎さん プロフィール

安部龍太郎(あべ・りゅうたろう)さんは、1955年福岡県黒木町(現八女市)生まれ。久留米高専卒業。東京都大田区役所で図書館司書を務めながら小説家を志し、1990年『血の日本史』でデビュー。

2005年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞、2013年『等伯』で第148回直木賞、2016年第5回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。

 

蝦夷太平記 十三の海鳴り
安部 龍太郎 (著)

ときは南北朝時代。
蝦夷管領、安藤又太郎季長の三男として生を受けた新九郎は、出羽の叛乱を鎮圧せよと命じられた。出陣を前に、叛乱について調査をした新九郎は、ことの首謀者が叔父の安藤五郎季久であることを突き止める。
天皇方と手を組み討幕を目論む父・季長。あくまで幕府方を標榜する叔父・季久。二人の間で揺れる新九郎だったが、やがて大きな時代の流れは押し寄せ、北朝と南朝に分かれて争いを続ける都と連動する形で、東北にも大規模な戦の影が迫る。
アイヌとの行き来、交易などにも着目し、当時の東北のひとびとがどのように考え、動いていたのかを新たな目線で読み解く。
鎌倉時代から南北朝時代にかけて、日本列島全体でどのような騒乱が起きていたのか、これまでの歴史解釈に大きな一石を投じる本格歴史小説。

■既刊

婆娑羅太平記 道誉と正成 (集英社文庫)
安部 龍太郎 (著)

鎌倉幕府の滅亡 天皇とは何か?
南北朝史の情念に迫る魂の詩。かつてない歴史シリーズここに開幕!

時は鎌倉末期。後醍醐天皇率いる軍勢が挙兵し、倒幕の機運が高まっている。強い者につく変節漢としてののしられても己の道を貫いた「バサラ大名」佐々木道誉。そして、天皇への忠節を貫いて華々しく散り、愛国の士としてもてはやされる「悪党」楠木正成。この国の未来を案じ、乱世を治めるべく闘った両雄の行く末は──。この国の礎が築かれた南北朝史に熱き一石を投じる大シリーズ、堂々開幕!!

士道太平記 義貞の旗 (集英社文庫)
安部 龍太郎 (著)

暴政を為す幕府を倒し、帝の新政を実現せよ。
この国の礎が築かれた時代何が人々を突き動かしたのか──。

倒幕の機運が高まる鎌倉末期。新田義貞は、壱岐に流されていた後醍醐天皇方として挙兵し、大塔宮護良親王、楠木正成、足利尊氏らとともに、ついに鎌倉幕府を滅ぼした。しかし、天皇新政もつかの間、反旗を翻し始めた足利氏の追討のため、義貞は自らの義に従って出陣するが……。帝に忠節を尽くし続けた義貞。歴史の表舞台を駆け抜けた太平記の雄の劇的な生涯を描ききった安部版「太平記」第2弾。

 
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【五所川原店】安部龍太郎さんトーク&サイン会 | くまざわ書店

 


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