「司馬遼太郎氏没後25年記念シンポジウム」開催 「近江から見る『街道をゆく』のメッセージ」をテーマに安部龍太郎さん、澤田瞳子さん、今村翔吾さんがディスカッション
滋賀県では2021年10月30日(土)に、作家の司馬遼太郎さんの没後25年を記念した「司馬遼太郎氏没後25年記念シンポジウム」を開催します。
※公式の表記では、司馬遼太郎氏の「遼」は二点しんにょうです。
司馬遼太郎さんゆかりの5名の講師・パネリストを迎えて 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールでシンポジウムを開催!
今なお根強い人気がある司馬遼太郎さんの紀行文集『街道をゆく』は、「近江からはじめましょう」という司馬さんご本人の発案で「湖西のみち」から始まり、四半世紀をかけて全43巻にも及びました。このうち滋賀は計6巻に登場し、司馬さんの“近江”に対する強い思い入れを感じることができます。
滋賀県では、2016年4月に司馬遼太郎さん没後20年を迎えたことを記念して「司馬遼太郎没後20年記念シンポジウム」を開催しました。その後も司馬遼太郎さんの作品に関する事業を展開し、今年は没後25年を迎えることから記念シンポジウムを開催することとなりました。
「司馬遼太郎氏没後25年記念シンポジウム」開催概要
■日時:2021年10月30日(土) 開場:13時30分 開演:14時00分 終了:16時30分
■会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール(大津市打出浜15番1号)
■テーマ:近江から見る『街道をゆく』のメッセージ
■内容
(1) 基調講演
◎テーマ:「司馬遼太郎と旅をして」
◎講師:上村洋行さん(公益財団法人司馬遼太郎記念財団理事長・司馬遼太郎記念館館長)
(2) パネルディスカッション
◎テーマ:近江から見る『街道をゆく』のメッセージ
◎パネリスト:安部龍太郎さん(作家)、澤田瞳子さん(作家)、今村翔吾さん(作家)
◎コーディネーター:古屋和雄さん(文化外国語専門学校校長・元NHKエグゼクティブアナウンサー)
■定員:600名程度
※応募者多数の場合は、抽選を行います。抽選結果は参加チケットの発送をもってかえるものとします。
※抽選時に、緊急事態宣言が発令されている場合は、収容定員の50%に制限します。
■参加費:無料
■申込締切:2021年10月12日(火)
■申込方法: 以下のいずれかの方法で申込んでください。同伴3名まで申込めます。
(1) ネット申込:公式HP(https://omibunka.com)内のフォームに必要事項(氏名、生年月日、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、3名までの同伴者氏名、配慮が必要な方はその内容)を記入の上、お申込みください。
(2) ハガキ申込(10月12日(火)消印有効):通信面に必要事項(氏名、生年月日、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、3名までの同伴者氏名、配慮が必要な方はその内容)を記入の上、下記宛先にお送りください。
<宛先>〒520-0818 滋賀県大津市西の庄19番10号リンクスビル 株式会社エフエム滋賀 司馬遼太郎記念シンポジウム係
■主催:滋賀県
■協力:公益財団法人司馬遼太郎記念財団
■後援:大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、甲賀市、高島市、東近江市、米原市、日野町、滋賀文学会、滋賀県公共図書館協議会、(公財)びわ湖芸術文化財団、成安造形大学、文化・経済フォーラム滋賀、(株)しがぎん経済文化センター、滋賀県立大学
街道をゆく 1 湖西のみち、甲州街道、長州路 ほか 司馬遼太郎 (著) 旅はここからはじまった! 湖西のみち、大和・竹内街道、甲州街道、葛城みち、そして長州路……司馬史観が自在に展開するシリーズ第1弾。 「湖西のみち」から、二十五年の『街道』の旅は始まった。琵琶湖西岸の渡来人の足跡を確かめ、信長が逃げ込んだ朽木谷を訪ねる。幼いころの著者が遊んだ奈良の「竹内街道」、「私は日本の景色のなかで馬関(下関)の急潮をもっとも好む」と書く「長州路」には幕末を彩った吉田松陰、坂本竜馬らも登場する。 |
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