『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』武田一義さんと『不死身の特攻兵』鴻上尚史さん特別対談が『ヤングアニマル』16号に
『ヤングアニマル』(白泉社)で「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」(原案協力:太平洋戦争研究会・平塚柾緒さん)を連載中の漫画家・武田一義さんと、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載中の「不死身の特攻兵~生キトシ生ケル者タチへ~」(作画:東直輝さん)の原作者・鴻上尚史さんの対談記事が『ヤングアニマル』16号(8月9日発売)に掲載されています。
間もなく終戦記念日。戦争が思い出されるこの時期に、戦争を描く/書く二人が雑誌の枠を超え、互いの想いを語ります。
※なお、この対談は、『週刊ヤングマガジン』36・37合併号(8月5日発売)に掲載された前編に続く後編です。
「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」とは
<あらすじ>
昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士・田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして、日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは「徹底持久」を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!?「戦争」が日常にあった時代、若者が見た真実の記録。
第46回日本漫画家協会賞【優秀賞】受賞作。
「かわいらしいとさえ言えるやわらかな筆致で、戦争を恐ろしく、かつマンガとして「おもしろく」描いた。」(日本漫画家協会)
「不死身の特攻兵~生キトシ生ケル者タチへ~」とは
<あらすじ>
話題の新書、全身全霊のコミカライズ!
太平洋戦争末期に実施された“特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。九回の出撃から生還を果たした佐々木青年の真実の物語。
武田一義さん プロフィール
武田一義さんは、北海道岩見沢市出身。
2012年、自身の闘病体験を綴った『さよならタマちゃん』(講談社)でデビュー。同作がマンガ大賞2014年第3位に選出されるなど、注目を集める。以降、特徴的な優しい絵柄と丁寧な語り口で作品を発表している。
★Twitter(@144takeda):https://twitter.com/144takeda
鴻上尚史さん プロフィール
鴻上尚史さんは、愛媛県新居浜市出身。
1981年に劇団「第三舞台」を結成。2008年に「虚構の劇団」を旗揚げする。現在は、「KOKAMI@network」と「虚構の劇団」を中心に活動。
ヤングアニマル 2019年 8/23 号 |
■対談<前編>掲載
ヤングマガジン 2019年36・37号 |
ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1 (ヤングアニマルコミックス) 武田一義 (著), 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) (著) |
不死身の特攻兵(1) (ヤンマガKCスペシャル) 鴻上 尚史 (原著), 東 直輝 (著) |
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