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「第18回新潮ドキュメント賞」候補作が決定 河合香織さん、金成隆一さん、近藤雄生さん、三浦瑠麗さん、宮下洋一さんの5作品

「第18回新潮ドキュメント賞」候補作が決定

「第18回新潮ドキュメント賞」候補作が決定

新潮文芸振興会は8月2日、第18回新潮ドキュメント賞の候補作を発表しました。

 

「第18回新潮ドキュメント賞」候補作

第18回新潮ドキュメント賞の候補作は次の通りです。

 
【第18回新潮ドキュメント賞 候補作】

◎『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(河合香織さん/文藝春秋)

◎『記者、ラストベルトに住む トランプ王国、冷めぬ熱狂』(金成隆一さん/朝日新聞出版)

◎『吃音 伝えられないもどかしさ』(近藤雄生さん/新潮社)

◎『孤独の意味も、女であることの味わいも』(三浦瑠麗さん/新潮社)

◎『安楽死を遂げた日本人』(宮下洋一さん/小学館)

 
なお、今回の選考結果の発表は8月23日の予定です。

 

新潮ドキュメント賞について

新潮ドキュメント賞は、財団法人「新潮文芸振興会」が主催。ノンフィクションを対象とし、「ジャーナリスティックな視点から現代社会と深く切り結び、その構成・表現において文学的にも良質と認められる作品」に授与される文学賞です。

なお、以前は「新潮学芸賞」の名称で2001年まで開催されていましたが、2002年からノンフィクションを対象とする「新潮ドキュメント賞」と、評論・エッセイを対象とする「小林秀雄賞」とに分離しています。

 
第18回は、平成30年7月1日から令和元年6月30日までを対象期間としています。
選考委員は、池上彰さん、梯久美子さん、櫻井よしこさん、藤原正彦さん、保阪正康さん。

受賞作には、記念品および副賞として100万円が贈られます。

 

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子
河合 香織 (著)

その女性は、出生前診断を受けて、「異常なし」と医師から伝えられたが、生まれてきた子はダウン症だった。函館で医師と医院を提訴した彼女に会わなければならない。裁判の過程で見えてきたのは、そもそも現在の母体保護法では、障害を理由にした中絶は認められていないことだった。ダウン症の子と共に生きる家族、ダウン症でありながら大学に行った女性、家族に委ねられた選別に苦しむ助産師。多くの当事者の声に耳を傾けながら選ぶことの是非を考える。出生前診断をめぐる様々な当事者たちの声からつむぐノンフィクション。

記者、ラストベルトに住む トランプ王国、冷めぬ熱狂
金成隆一 (著)

祝! 2018年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞!

「この街でアパートを借りる?気は確かか?」
記者が住み込み取材のためにアパートを借りたのは、オハイオ州トランブル郡ウォーレン。かつては製鉄業で栄えたが現在は廃れた地ーーラストベルトだ。一帯は貧困率35パーセント、薬物依存で犠牲者が相次ぐエリア。

トランプ大統領誕生を支持し、後押しした人々はいま、何を思うのか? 記者が労働者の街に暮らして浮かび上がってきた、もうひとつのアメリカ。

吃音: 伝えられないもどかしさ
近藤 雄生 (著)

国内に100万人―それぞれを孤独に追いやる「どもる」ことの軋轢とは。頭の中に伝えたい言葉ははっきりとあるのに、相手に伝える前に詰まってしまう―それが吃音だ。店での注文や電話の着信に怯え、コミュニケーションがうまくいかないことで、離職、家庭の危機、時に自殺にまで追い込まれることさえある。自らも悩んだ著者が、80人以上に丹念に話を聞き、当事者の現実に迫るノンフィクション!

孤独の意味も、女であることの味わいも
三浦 瑠麗 (著)

傷を負っても、最愛の子を喪っても、人生には必ず意味がある――。

女であることは、強さと矛盾しない。知性は感性を殺さない。本を偏愛した少女時代。
学校生活での疎外は暴力へ。夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び女性になるということ。どんなことがあっても救えない子はいない。正解のない試行錯誤そのままに、気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて語る。

安楽死を遂げた日本人
宮下 洋一 (著)

理想の死を求めてスイスに渡った日本人に密着した、圧巻のルポルタージュ。講談社ノンフィクション賞受賞作、待望の続編!

 
【関連】
新潮ドキュメント賞 | 新潮社

 


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