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小学館が、知育コンテンツのフォーリーと資本・業務提携

大手出版社の小学館(東京・千代田区)は、フォーリー(東京・千代田区)とデジタル分野における未就学児向けコンテンツの開発や知育プラットフォームサービスの強化に向けて資本・業務提携をしました。

 
フォーリーは、2012年11月に設立され、スマートフォン・タブレットを中心とした知育コンテンツの企画・開発を行っています。

これまでに、「えほんであそぼ!じゃじゃじゃじゃんR」をはじめ、スマートフォンアプリやCS放送、AndroidTV向けに世界中で親しまれている童謡・童話を自社制作によるアニメーションにて配信してきました。

また、2016年5月には、子供向け動画配信プラットフォーム「おやこであそぼ!じゃじゃじゃじゃんR」へとサービスをリニューアル。自社制作による童謡・童話アニメーションに加えて、約1,600作品にのぼる他社コンテンツプロバイダーの子供向けアニメ作品の配信を開始。こ「じゃじゃじゃじゃんR」シリーズは、累計150万ダウンロード・累計動画再生回数2億回を突破しています。

 
今回の資本提携により、小学館の運営する児童雑誌や幼児施設との連携などをはじめ、両社のもつそれぞれの強みを活かすことで、デジタル領域における国内No.1の子供向け知育プラットフォームの確立を目指していくとのことです。

 
なお、今回、フォーリーの株式を小学館に譲渡した、親会社のイーブックイニシアティブジャパンは、2016年6月にヤフーと資本業務提携。電子コミック分野での国内シェアNo.1を目指して、電子書籍事業の成長に向けて経営資源の集中を進めていました。
そのような状況下において、「フォーリーのさらなる成長はグループ以外のパートナー企業との協業が望ましいとの判断に至ったため、保有するフォーリーの全株式を譲渡する」こととした、とのことです。

 
【関連】
フォーリー株式会社、株式会社小学館と資本・業務提携(PDF)
2017年03月23日 PR情報等 子会社の異動(株式の譲渡)に関するお知らせ | イーブックイニシアティブジャパン(PDF)
フォーリー株式会社 | FORii, Inc. 子どものための知育アプリ開発
株式会社イーブックイニシアティブジャパン

 


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