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人間六度さん初の短編集『推しはまだ生きているか』が刊行

人間六度さん初のSF短編集『推しはまだ生きているか』が集英社より刊行されました。   注目のSF作家が祈りを込めて描く、絶望の果ての光――。   「とにかくこの世は意味不明でしんどい――だけど「それでも。」が、ここと未来を繋いでいる。」 ――ダ・ヴィンチ・恐山さん(オモコロライター) 「真に正しい決意なんてわからない。これは、歪んでいても前へと進む「私たちのためのSF」だ。」 […]


「芳林堂書店と、10冊」第2シーズンより深堀骨さん『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』が復刊

株式会社書泉は復刊企画「芳林堂書店と、10冊」第2シーズンの第3弾として、深堀骨さん著『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』(早川書房)を復刊します。   伝説の奇作『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』を「芳林堂書店と、10冊」にて復刊販売 「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい名作を、株式会社書泉と出版社、著者が […]


酉島伝法さん「第40回日本SF大賞」受賞作『宿借りの星』が文庫化 著者による挿絵50点+文庫版特別描き下ろしイラスト入り

2020年に第40回日本SF大賞を受賞した、酉島伝法さんの初長編小説『宿借りの星』が文庫化され、創元SF文庫より刊行されました。著者による挿絵50点および文庫版特別描き下ろしイラストを収録。   故郷を追放された主人公、異種蘇俱の道連れとともに危険な旅に出る――。 独特の造語や緻密な挿絵に彩られた小説作品が高い人気を得ている酉島伝法(とりしま・でんぽう)さん。2019年に刊 […]


平野啓一郎さん×池澤春菜さん対談「文学は未来の夢を見るか」をオンライン配信

公益財団法人「文字・活字文化推進機構」と日本経済新聞社は、芥川賞作家の平野啓一郎さんと、日本SF作家クラブ会長を務めた声優でエッセイストの池澤春菜さんによる対談「文学は未来の夢を見るか」を10月3日(木)にオンライン配信します。   平野啓一郎さん×池澤春菜さん対談「文学は未来の夢を見るか」 開催概要 生成AI(人工知能)やVR(仮想現実)といった技術革新が世界で急速に進んでいます。科学 […]


大倉崇裕さん〈怪獣パニック×本格ミステリ〉『怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂』が文庫化 「怪獣チェイサー」を第0話として加筆修正のうえ再録

「名探偵コナン」「ウルトラマン」シリーズの脚本も手掛ける大倉崇裕さんによる予測不能の〈怪獣パニック×本格ミステリ〉を文庫化した『怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂』(画:緒賀岳志さん)が二見文庫より刊行されました。解説は東雅夫さんが担当。   怪獣襲来、その裏で蠢く人間の悪意――怪獣の襲来が“日常”になった世界で起こる、三つの殺人事件に「怪獣捜査官」と「怪獣予報官」の異色のバディが挑む! 本書 […]


【第12回ハヤカワSFコンテスト】カスガさん「コミケへの聖歌」と犬怪寅日子さん「羊式型人間模擬機」が受賞 優秀賞にカリベユウキさん

早川書房は9月3日、第12回ハヤカワSFコンテストの選考結果を発表しました。   「第12回ハヤカワSFコンテスト」受賞作品が決定! 第12回ハヤカワSFコンテストは、8月30日に最終選考会が開催され、次の通り受賞作品が決定しました。   <第12回ハヤカワSFコンテスト 受賞作品> ■大賞 ◎カスガさん「コミケへの聖歌」 ◎犬怪寅日子(いぬかい・とらひこ)さん「羊式型人間模擬 […]


北野勇作さん〈シリーズ百字劇場〉『かめたいむ』『交差点の天使』が刊行

『カメリ』『かめくん』でお馴染み 北野勇作さんによる「シリーズ百字劇場」より、『かめたいむ』と『交差点の天使』がネコノスより刊行されました。   この夏、100文字の魔法に触れてみませんか? 現代SF文学の先鋭、北野勇作がライフワークとして手がける「シリーズ百字劇場」より第4弾『かめたいむ』と第5弾『交差点の天使』が同時発売されました。100文字という限られた文字数でありながら、無限の広 […]


宮西建礼さん〈第4回創元SF短編賞受賞作〉を含むデビュー作品集『銀河風帆走』が刊行

短編SFの公募新人賞「創元SF短編賞」の第4回受賞者、宮西建礼さんのデビュー作品集『銀河風帆走』(創元日本SF叢書)が東京創元社がより刊行されました。   ハードSFの俊英が放つ、瑞々しい感性に満ちた第一短編集 本作は、人類の存続を賭けて別の銀河をめざす宇宙船たちを襲う試練を描いた表題作を含む短編集です。 宇宙を舞台に展開する「銀河風帆走」と「星海に没す」と、高校生を主人公にした三編「も […]


第15回創元SF短編賞贈呈式を開催 宮西建礼さん×高島雄哉さんトークイベントも

今年4月に発表された、東京創元社が主催する短編SFの新人文学賞「第15回創元SF短編賞」の贈呈式およびトークイベントが9月2日(月)に東京・飯田橋で開催されます。なお、リアル開催は5年ぶりとなります。   第15回創元SF短編賞贈呈式&トークイベント 開催概要 「第15回創元SF短編賞」の贈呈式では、「喪われた感情のしずく」(「廃番の涙」を改題/『紙魚の手帖 vol.18』掲載)で同賞を […]


妄想の天才・浅生鴨さん短篇集『四メートルの過去』が刊行

浅生鴨さんの短篇小説集『四メートルの過去』が左右社より刊行されました。   ジャンルを超えて描かれる50の摩訶不思議な物語 「太陽は今月末をもって閉店いたします。長年のご利用ありがとうございました。」 (「太陽の時間」より)   太陽の閉店宣言に研究者たちは右往左往し、走馬灯の動画編集者は見知らぬ人の記憶に自分を発見し、警官たちは逮捕権を巡って賄賂合戦、大統領にまで昇りつめたス […]