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【第2回日伊ことばの架け橋賞】松田青子さん『おばちゃんたちのいるところ』が受賞

イタリア外務省が設立した伊日財団が2022年、イタリア国内に日本の近代文学を広めることを目的に創設した「日伊ことばの架け橋賞」の第2回にあたる本年の受賞作が、2021年に英語版で「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞した、松田青子さんの短篇集『おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are』(中公文庫)に決定しました。   追いつめられた現代人のもとへ、おば […]


【第60回文藝賞〈短篇部門〉】西野冬器さんが文藝賞史上2番目の若さで受賞

雑誌『文藝』の創刊90周年を記念し、今年限定(応募〆切は2022年12月31日)で59年ぶりに復活した第60回「文藝賞〈短篇部門〉」の受賞作が決定しました。   <文藝賞史上2番目の若さの受賞者が決定! 1962年創設以来、多くの新人作家を輩出してきた「文藝賞」(主催:河出書房新社)。 今年限定で設置された「文藝賞〈短篇部門〉」の選考会が、2023年7月27日(木)、明治記念館で行われま […]


少年アヤさん初の児童文学『うまのこと』が刊行

エッセイスト・少年アヤさんの初の児童文学『うまのこと』(絵:玉川ノンさん)が光村図書出版より刊行されました。   子どもの目線からジェンダーなどの多様性を丁寧に描き出した物語『うまのこと』 児童文学総合誌『飛ぶ教室』の人気連載で、注目のエッセイスト・少年アヤさん初の児童文学作品を単行本化した本作品は、自らを「うま」と名乗る、男の子でも、女の子でもない主人公が、学校生活の中で感じる矛盾や理 […]


『文藝』創刊90周年記念!第60回文藝賞で59年ぶりに短篇部門を設置

河出書房新社が主催する文学賞「文藝賞」は、『文藝』創刊90周年記念企画として今年度限定で「短篇部門」を設置します。短篇部門での募集は1963年の第2回文藝賞以来、59年ぶりの復活となります。   文藝賞は文芸誌『文藝』を母体とし、1962年から始まった小説の新人賞です。これまで、第一回の高橋和巳さんをはじめ、後藤明生さん、田中康夫さん、山田詠美さん、長野まゆみさん、星野智幸さん、綿矢りさ […]


松田青子さん短編集『おばちゃんたちのいるところ』英語版が「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞

松田青子さんの短編集『おばちゃんたちのいるところ』の英語版「Where The Wild Ladies Are」(訳:ポリー・バートンさん)が、米国「世界幻想文学大賞」短編集部門を受賞しました。   世界幻想文学大賞(World Fantasy Award)は、1975年にアメリカ合衆国で創設された、ファンタジー作品(SF、ホラーを含む)を対象とした文学賞です。「生涯功労賞」「長編」「中 […]