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半藤一利さん『日本人の宿題』が刊行 「昭和史の語り部」が現代日本人に伝えようとした戦争を起こさないための5か条

世界情勢をみると、ウクライナをめぐるアメリカとロシアの駆け引き、中国と台湾の関係、アフガニスタンでの紛争など、戦争という最悪の事態が見え隠れする火種が渦巻いています。 「戦争というものは、本当に人間がやってはならない一番最大の悪です」と繰り返し語っていた半藤利一さん(2021年1月逝去)。没後1年を機に、半藤さんが現代日本人に伝えようとした「大切なこと」を、生前のNHKラジオ5番組での「語り」をも […]


【第21回石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞】平野雄吾さん『ルポ 入管』、春名幹男さん『ロッキード疑獄』などが受賞

早稲田大学は、広く社会文化と公共の利益に貢献したジャーナリストを顕彰する2021年度(第21回)「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」の受賞作品を発表しました。   第21回石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞が決定! 早稲田大学は、受付期間内に応募・推薦された164作品の中から、次のとおり3部門にて「大賞」3作品、および2部門にて「奨励賞」2作品を決定しました。   < […]


昭和13年の満洲だからこそありえる殺人動機とは――?伊吹亜門さん『幻月と探偵』が刊行 ホワイダニットの名手が贈る、昭和史×本格ミステリ!

伊吹亜門さんの最新小説『幻月と探偵(げんげつとたんてい)』が、KADOKAWAより刊行されました。   最新小説の舞台は満州! デビュー作でいきなりミステリランキング1位&文学賞受賞の俊英が魅せる、歴史本格ミステリの新境地! 第12回ミステリーズ!新人賞受賞短編を含むデビュー作『刀と傘 明治京洛推理帖』(東京創元社)で第19回本格ミステリ大賞と「ミステリが読みたい!2020年版」第1位を […]


半藤一利さん追悼ムック&最期の著作が連続刊行! 絶筆原稿の写真公開も

文藝春秋は、1月12日に亡くなった、作家、昭和史研究家であり、文藝春秋OBでもある半藤一利さんの追悼ムック『半藤一利の昭和史』を2月17日に刊行しました。 また、半藤さんによる最期の著作となる随筆集『歴史探偵 忘れ残りの記』(文春新書)を2月19日に発売します。 それらに先立ち、2月10日発売の月刊誌『文藝春秋』では、著書刊行にあたり半藤さんが著した絶筆原稿の写真を掲載しています。   […]


【訃報】作家・半藤一利さんが死去 『日本のいちばん長い日』など

ノンフィクション作家の半藤一利(はんどう・かずとし)さんが1月12日、東京都世田谷区の自宅で老衰のため死去しました。90歳。東京都出身。   半藤一利さんは、1930年生まれ。東京大学文学部卒業。大学卒業後、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て、1994年より著述業に専念。 1965年に刊行された『日本のいちばん長い日』は2度、映画化。妻の末利子さんが夏目 […]