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【第59回講談社児童文学新人賞&第40回講談社絵本新人賞】児童文学新人賞は水野瑠見さん、絵本新人賞は近藤未奈さんが受賞

講談社は、第59回講談社児童文学新人賞および第40回講談社絵本新人賞の受賞作を発表しました。

 

第59回講談社児童文学新人賞が決定!

第59回講談社児童文学新人賞は、530作品の応募作の中から、次の通り、新人賞および佳作が決定しました。

 
■新人賞
水野瑠見(みずの・るみ)さん
『14歳日和』

◆佳作
長谷川まりる(はせがわ・まりる)さん
『お絵かき禁止の国』

 
新人賞を受賞した水野瑠見さんには、賞状と記念品、副賞として50万円が贈られ、受賞作は単行本として刊行されます。
また、佳作に選ばれた長谷川まりるさんには、賞状と、副賞として20万円が贈られます。

 
選考委員は、小林深雪さん、那須田淳さん、茂市久美子さん、講談社・児童図書編集長。

 
なお、最終候補作は以下の5作品でした。

【最終候補作】
『ヌック・マッティの銀の夢』(釘子乃一さん)
『たたきつぶす国語』(くさかべ かさくさん)
『青の楽園』(黒木ぶどうさん)
『お絵かき禁止の国』(長谷川まりるさん)
『14歳日和』(水野瑠見さん)

 

第40回講談社絵本新人賞が決定!

第40回講談社絵本新人賞は、566作品の応募作の中から、次の通り、新人賞および佳作が決定しました。

 
■新人賞
近藤未奈(こんどう・みな)さん〔東京都〕
『まよなかのせおよぎ』

◆佳作
ナオトさん〔兵庫県〕
『おはなにちょうちょがとまっているよ』

ととかかさん〔東京都〕
『ゆるしてちょんまげ』

 
新人賞を受賞した近藤未奈さんには、賞状と記念品、副賞として50万円が贈られ、受賞作は単行本として刊行されます。なお、初版刊行時印税は、賞金に含まれます。
また、佳作に選ばれたナオトさんとととかかさんには、賞状と、副賞として20万円が贈られます。

 
選考委員は、木坂涼さん、はたこうしろうさん、松成真理子さん、村上康成さん、講談社・幼児図書編集長。
審査員の選評は、http://ehon.kodansha.co.jp/award/report/2018/5/ をご覧ください。

 
なお、最終候補作は以下の19作品でした。

【最終候補作】
『ネコとネズミと十二支のバトン』(柳井利榮子さん)
『もぐらのおじさん』(いいづか みこさん)
『まよなかのせおよぎ』(近藤未奈さん)
『なないろの そらがとどける たからもの』(清木 裕日さん)
『そのとき ありさんは』(鈴木りつ子さん)
『めぐちゃんのおしろ』(桃戸栗子さん)
『ともくんのズボン』(おきた ももさん)
『スキニーとガリー ダンスパーティへいく』(濵田美和さん)
『おはなにちょうちょがとまっているよ』(ナオトさん)
『ブルばあ と るぶちゃん』(斎藤史佳さん)
『そおっと そおっと』(榊原悠介さん)
『かっぱおんせん』(くにやす かおりさん)
『ゆるしてちょんまげ』(ととかかさん)
『おにぎりコンテスト』(よしもと のりこさん)
『でぐちのあるおうち』(相澤一貴さん)
『あめのオーケストラ』(さとう まなぶさん)
『あめふりおむかえ』(白鳥ぴのらさん)
『めんぼうズ』(かねこ まきさん)
『まんじゅうがっこう』(シブサワ恵美さん)

 

講談社児童文学新人賞および講談社絵本新人賞について

講談社児童文学新人賞と講談社絵本新人賞は、ともに講談社が主催する公募の新人賞です。

講談社児童文学新人賞は、講談社の創立50周年を記念として1959年に創設。創設当時は「講談社児童文学作品」の名称でしたが、第5回から「講談社児童文学新人賞」となりました。
児童を読者対象とした自作未発表の作品(童話・少年少女小説・ファンタジー・SF・推理小説・探検冒険小説など)を募集します。

講談社絵本新人賞は、幼児・児童を読者対象とした自作未発表の創作絵本作品を募集。絵と文の合作の場合も、おのおの自作未発表の作品であることが条件となります。
なお、単行本として絵本を商業出版(自費出版・共同出版を除く)した実績のある方は応募できません。

 
【関連】
第五十九回講談社児童文学新人賞、第四十回講談社絵本新人賞 決定のお知らせ〔PDF〕
第40回(2018年) 講談社絵本新人賞 選考経過・報告 | 講談社絵本通信

 


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