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【講談社ノンフィクション賞・講談社エッセイ賞・講談社科学出版賞】ノンフィクション賞は旗手啓介さんと宮下洋一さん、エッセイ賞はこだまさんと高橋順子さん、科学出版賞は川端裕人さん

講談社が主催する、第40回講談社ノンフィクション賞、第34回講談社エッセイ賞および第34回講談社科学出版賞の受賞作品が決定しました。

各賞とも、受賞者には賞状・記念品および副として各100万円が贈られます。

なお、講談社ノンフィクション賞は2019 年から「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」に改称、講談社エッセイ賞は今年度限りで終了となります。

 

【第40回講談社ノンフィクション賞】

第40回講談社ノンフィクション賞の受賞作品は次の通りです。

 
■受賞作品

旗手啓介(はたて・けいすけ)さん
『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』(講談社)

宮下洋一(みやした・よういち)さん
『安楽死を遂げるまで』(小学館)

 
選考委員は、魚住昭さん、後藤正治さん、最相葉月さん、中沢新一さん、野村進さん。

 
なお、最終候補作は以下の5作品でした。

【最終候補作品】
●高梨ゆき子(たかなし・ゆきこ)さん『大学病院の奈落』(講談社)
●東良美季(とうら・みき)さん『満たされることのない東京の闇を駆け抜ける デリヘルドライバー』(駒草出版)
●旗手啓介(はたて・けいすけ)さん『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』(講談社)
●宮下洋一(みやした・よういち)さん『安楽死を遂げるまで』(小学館)
●横田増生(よこた・ますお)さん『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋)

 

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実
「息子がどのような最期を遂げたのか、教えてくれる人はいませんでした」――日本が初めて本格的に参加したPKO(国連平和維持活動)の地・カンボジアで一人の隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった。文化庁芸術祭賞優秀賞など数々の賞を受賞したNHKスペシャル待望の書籍化。隊員たちの日記と、50時間ものビデオ映像が明らかにした「国連平和維持活動の真実」。

 
安楽死を遂げるまで
死の「瞬間」にまで立ち会った衝撃ルポ!
安楽死、それはスイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州、カナダで認められる医療行為である。超高齢社会を迎えた日本でも、昨今、容認論が高まりつつある。しかし、実態が伝えられることは少ない。
安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え、自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。
79歳の認知症男性や難病を背負う12歳少女、49歳の躁鬱病男性。彼らが死に至った「過程」を辿りつつ、スイスの自殺幇助団体に登録する日本人や、「安楽死事件」で罪に問われた日本人医師を訪ねた。当初、安楽死に懐疑的だった筆者は、どのような「理想の死」を見つけ出すか。

 

【第34回講談社エッセイ賞】

第34回講談社エッセイ賞の受賞作品は次の通りです。

 
■受賞作品

こだまさん
『ここは、おしまいの地』(太田出版)

高橋順子(たかはし・じゅんこ)さん
『夫・車谷長吉』(文藝春秋)

 
選考委員は、岸本佐知子さん、酒井順子さん、東海林さだおさん、坪内祐三さん、林真理子さん。

 

ここは、おしまいの地
スーパーの鮮魚コーナーを物色していた父が、一匹八十円と書かれた蟹を見て「虫より安いじゃねえか」と呟いた。
『夫のちんぽが入らない』から1年。“ちょっと変わった”人生のかけらを集めた自伝的エッセイがついに書籍化!

何もない“おしまいの地”に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活。
生まれ持った気質なのか、見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地”での出来事。

 
夫・車谷長吉
この世のみちづれとなって――
十一通の絵手紙をもらったのが最初だった。
直木賞受賞、強迫神経症、お遍路、不意の死別。異色の私小説作家を支えぬいた詩人の回想。

 

【第34回講談社科学出版賞】

第34回講談社科学出版賞の受賞作品は次の通りです。

 
■受賞作品

川端裕人(かわばた・ひろと)氏さん
『我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス)

 
選考委員は、黒田玲子さん、小林誠さん、竹内薫さん、西成活裕さん、藤嶋昭さん。

 

我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち (ブルーバックス)
教科書に載っているジャワ原人や北京原人だけではない。我々ホモ・サピエンスの出現前、アジアには実に多様な「人類」がいたことがわかってきた。そして「彼ら」は、我々の祖先と共存する「隣人」だったかもしれない!ならば、なぜ今、我々は我々だけなのだろうか?アジア人類進化学の第一人者に導かれ、「我々とは何か」を問いつづけた著者が最後に出会った衝撃の仮説とは?知的興奮に満ちた、我々のための新しい人類学!

 
【関連】
第40回「講談社ノンフィクション賞」,第34回「講談社エッセイ賞」,第34回「講談社科学出版賞」決定のお知らせ〔PDF〕

 


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