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助けを求めるって、なんでむずかしいんだろう――『ウツパン ―消えてしまいたくて、たまらない―』が刊行

死への葛藤や社会での孤独感をリアルに描いた、有賀さんのコミックエッセイ『ウツパン―消えてしまいたくて、たまらない―』(監修:和光大学教授・末木新さん、筑波大学教授・太刀川弘和さん、北星学園大学専任講師・髙橋あすみさん)が新潮社バンチコミックスより刊行されました。

 

「幸せな人生って何?」「こんなにつらいのに、どうやって生きていけばいいの?」生きていく苦しさから逃れたくて「死」を選んだウツパンが見つけた生きる道とは――

WEBマンガサイト「くらげバンチ」で連載スタート後、たちまち話題を集め累計150万PV突破した本作。うつや希死念慮に悩む当事者をはじめ、家族や身近な人を自殺で亡くした経験のある方など、読者からさまざまな声が寄せられました。

単行本化にあたり、監修をつとめた臨床心理学者の末木新さんによる解説も収録。本作を踏まえて、人が「死にたい」と思いづらい環境のつくり方について解説しています。

 
【あらすじ】

ある日、目が覚めると28時間が経っていた。
ふとんから起き上がれなくなったウツパンは、やがて「死にたい」気持ちに振り回されるようになる…。生きていく苦しさから逃れたくて、「死」を選んだウツパンが見つけた生きる道とは――? 「死にたい」気持ちと共に生きる日々をリアルに描いたコミックエッセイ。

 
<「ウツパン」第一話 試し読み

★続きはこちらから:https://kuragebunch.com/episode/4856001361293125104

 

著者プロフィール

有賀(ありが)さんは、学生時代にうつ病を患ったことから、死にたい思いにとらわれるようになり、自殺未遂した実体験を漫画化。本作が初連載となる。

 

 
【関連】
ウツパン ー消えてしまいたくて、たまらないー – 有賀 / 第1話「自殺するな!」 | くらげバンチ

 


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