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本の要約サービス「flier」が8月の月間ランキングを発表 1位は山本大平さん『仕事を「短くやる」習慣』

本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤーは、2023年8月のビジネス書月間ランキングを発表しました。

※ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は2023年7月25日~2023年8月24日です。

 

仕事のタイパに効く本が1位に! 映画「君たちはどう生きるか」効果で同名小説がTOP10入り

1位に輝いたのは、『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』(山本大平さん/クロスメディア・パブリッシング)です。「タイパ(タイムパフォーマンス)」がZ世代を中心に重要視されていますが、ビジネスパーソンにとっても、短い時間で効率よく成果を上げることは重要な課題です。

本書の著者 山本大平さんは、トヨタ自動車、TBS、アクセンチュアでキャリアを積んだ後、経営コンサルティング会社を設立し、戦略コンサルタントとして活躍しています。本書には、山本さんの豊富な経験をもとに培われた「仕事を『短くやる』習慣」が紹介されています。日々の仕事に忙殺されている方は必読の1冊です。

また、7位には『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎さん/岩波書店)がランクインしました。本要約がflierで公開されたのは2017年です。スタジオジブリ・宮﨑駿監督による同名映画が7月14日に公開された影響で、flierでも本書が再注目されていることがよくわかる結果となりました。

<flierユーザー閲覧数 月間ランキングTOP10(2023年8月)> ※敬称略

1位:『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』(山本大平/クロスメディア・パブリッシング)

2位:『週末朝活』(池田千恵/三笠書房)

3位:『頭に来てもアホとは戦うな! 賢者の反撃編』(田村耕太郎/朝日新聞出版)

4位:『神時間力』(星渉/飛鳥新社)

5位:『チームを動かす すごい仕組み』(山本真司/PHP研究所)

6位:『センスは知識からはじまる』(水野学/朝日新聞出版)

7位:『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎/岩波書店)

8位:『何歳からでも結果が出る 本当の勉強法』(望月俊孝/すばる舎)

9位:『残酷すぎる人間法則』(エリック・バーカー、橘玲(監訳)、竹中てる実(訳)/飛鳥新社)

10位:『できる人は必ず知っている 一流の自分の魅せ方』(安田正/三笠書房)

 
※なお、今回の月間ランキングに基づいたフェアが、イオングループの「未来屋書店」など全国35都道府県、約120店舗の書店にて10月より開催予定です。開催期間や展開書籍・点数は、各店舗によって異なります。

 

フライヤーのコメント

1位に輝いた本書は、10万部突破した『トヨタの会議は30分』の著者である山本大平氏が、「仕事を『短くやる』習慣」を教えてくれます。

仕事は増える一方なのに、残業は許されないため、短い時間で大きな成果を上げなければならない。しかし、忙殺され、改善案を考える時間もない――。このような悩みを抱えるビジネスパーソンは必読の1冊です。

本書によると、仕事を「短くやる」ための原則は「優先順位を明確にする」「余計なことをしない」「先延ばしをしない」「人に任せられるものを抱え込まない」「タイミングを間違えない」の5つ。この5つの原則をベースに、幅広い業種・業界・職種に通用する具体的なノウハウが42個紹介されています。

本書を読み、 仕事を「短くやる」習慣をつけて、仕事もプライベートも充実させていきましょう。

 

2023年8月 ビジネス書月間ランキング1位『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』著者・山本大平さん コメント

私の5冊目の著書『短くやる』が多くの方に愉しんでもらえていること、心より光栄に感じています。ネタバレがないようにコメントするのは難しいですが「短くやる」の目的は「短くやる」ではありません。しかしながら事実として我々に与えられた時間は有限です。では「なんのために短くやるのか?」

 
この辺の問いに関しては本書の中にしか記載していませんので、気になられた方はぜひこの機に書籍の方も愉しんで頂ければと思います。そしてこのflierさんの要約サービスこそ「短くやる」の一つを体現化されたものであり、今回、意図せず「短くやる」が裏側で伏線化している偶然に私自身も不思議な感覚と喜びを抱いています。また月間1位は昨年年間7位となりました私の初著書『トヨタの会議は30分』でも成し得なかったことなので、短く纏めると「嬉しいです!」(笑)

 

「flier(フライヤー)」について

flier(フライヤー)は、 ビジネス書を中心とした本の内容を「1冊10分」に要約してアプリやWebで閲覧できるサービスです。新刊を中心に旬の本や既刊の名著を毎日1冊、年間365冊配信しています。

 
flier(フライヤー)の最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通してもらうことで、高品質なサービスを提供しています。

 
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在3,300冊超(2023.8)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。

★URL:https://www.flierinc.com/

 

「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣
山本大平 (著)

10万部突破の『トヨタの会議は30分』著者が教える
成果を出すための「最短ルート」の通り方
発売前に重版決定! 売れてます!!

■「時間」はないのに、「やること」はたくさんある人へ

会社は「残業を減らせ」と言うけど、仕事量は増えている――。
日本のサラリーマンは、たくさんのタスクを抱えて、追われるような毎日を送っています。限られた時間の中で、たくさんのタスクを片付けるためには、一つひとつの仕事を「短くやる」ことが重要なポイントです。
「短くやる」とは、瞬時に仕事をこなすことではありません。生産性を上げて、「結果」を出すための最短のルートをたどり、できる限り短い時間で、数多くのタスクを処理することをイメージしています。

いくら早く仕事を片付けても、そこに結果が伴わなければ意味がありません。ひとつの仕事を早く終えても、やることはたくさんありますから、他の仕事が遅くなったのでは、結果として何も変わらなくなってしまうのです。
結果を出すことを目指して、遠回りせず、無駄を削ぎ落とし、すべてのタスクの「最短ルート」を見つけ出していくことが、「短くやる」の核心となります。

本書で詳しくお伝えしますが、仕事を「短くやる」ためには、まず最初に、次の「5つの原則」を頭に入れておく必要があります。

(1)「優先順位」を明確にする
(2)「余計なこと」をしない
(3)「先延ばし」をしない
(4)「人に任せられる」ものを抱え込まない
(5)「タイミング」を間違えない

■ コツさえ理解すれば、圧倒的に仕事がはかどる!

仕事を早く終えるためには、「すぐやる」ことも大事ですが、「すぐやる」と「短くやる」には大きな違いがあります。

「すぐやる」が、「やる気を出す」というモチベーションの問題なのに対して、「短くやる」は、「効率を上げる」というテクニカル(手法)な問題ということです。「短くやる」ことは、気分や感情に左右されませんから、そのコツさえ理解してしまえば、圧倒的に仕事がはかどることになります。

本書が、慌ただしく毎日の仕事をしている人たちの一助となることを願っています。

 


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