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楽天が浜松市と電子図書館に関する連携協定書を締結 読書環境の整備および多言語教育によるグローバル化促進を目指す

楽天株式会社は11月1日、浜松市(静岡県)とITを活用した読書環境の整備および多言語教育によるグローバル化促進にむけた相互の連携について、包括協定を締結しました。

 

「Rakuten OverDrive」を中心にITを活用した読書環境の整備および多言語教育を推進

今回の協定に基づき、浜松市民は2018年(予定)より浜松市立図書館(23館1分室)を通じて、楽天グループが展開する電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」を利用できるようになり、手持ちのタブレットやスマートフォン、パソコンから、時間や場所を問わず電子図書コンテンツを借りることが可能となります。
※ご利用には「浜松市立図書館共通利用者カード」および電子図書館専用のIDが必要となります。

さらに、市内の所定の図書館(6館程度)では、楽天コミュニケーションズ株式会社を通じて提供されるWi-Fi接続環境とタブレット端末により、「OverDrive」を体験できるようになります。

「OverDrive」は約160万点以上の豊富な多言語作品を取り揃えており、幅広いコンテンツが利活用されることにより、市民の外国語教育支援・強化に資することが期待できます。

静岡県浜松市は人口80万人を擁する産業都市で、外国人居住者は2万人を超える国際色豊かな政令指定都市です。

「浜松市多文化共生都市ビジョン」を掲げる同市では、市民に対し、多文化への理解の推進や外国人への総合的な学習支援を図る取り組みを行っています。

楽天グループは、国籍や人種を問わず多様な背景を有する人材を積極的に採用するなど、多様性を重視しています。浜松市内の公共図書館へのグループサービスの提供を通して、同市の公共サービスの充実・グローバル化促進を支援するとともに、同市からのフィードバックにより今後、電子図書館サービスの一層のサービス改善を図ります。

 

本協定において両者が連携を進める項目について

(1) 浜松市内の公共図書館における電子図書サービスの提供

(2) 浜松市における電子図書館サービスの名称付与

(3) 浜松市が管理運営する図書館におけるWi-Fi環境の提供、モバイル端末の貸与など

(4) 浜松市による電子図書の積極的な広報および利用促進

(5) 電子図書サービス改善のためのフィードバックおよびサービス改善に向けた協力

 

「Rakuten OverDrive」について

楽天グループのOverDrive社(本社:米国)は、世界70 カ国で38,000館以上の公共図書館・学校図書館に電子図書館サービスを提供しています。

OverDrive社の電子図書館システムは米国の90%以上の公共図書館に導入されており、導入館数は年々増え続けています。取り扱いコンテンツは100言語以上、300万点を超え、そのうち日本の電子図書館では和書を含むコンテンツ160万点以上を取り揃えています。

 
【関連】
浜松市と楽天(株)との電子図書サービスにおける連携協力に関する協定について/浜松市
浜松市と楽天(株)との電子図書サービスにおける連携協力に関する協定について(PDF:177KB)

 


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