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『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』刊行記念!麻布競馬場さん×冬野梅子さんトークイベント「東京に来なかったほうが幸せだった?」を開催

麻布競馬場さん著『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』

麻布競馬場さん著『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』

麻布競馬場さん著『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』が集英社より9月5日(月)に刊行されます。これを記念して、本屋B&Bにて、麻布競馬場さんと漫画家の冬野梅子さんによるトークイベント「東京に来なかったほうが幸せだった?」が9月14日にオンライン&リアル開催されます。

 

麻布競馬場さん×冬野梅子さんトークイベント「東京に来なかったほうが幸せだった?」開催概要

著者の「麻布競馬場」さんは、Twitterのツリー形式で小説を投稿する匿名アカウントです。2022年3月26日に投稿した「卒業式の日に教師が生徒に語りかける、自身の惨めな人生の話」は凄まじい反響を巻き起こし、ツリー全体で40万以上のイイネを獲得しました。

麻布競馬場さんのこれまでのツイート等の中から、傑作を選り抜き、更に書き下ろしを加えて一冊にまとめたのが『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』です。

 
今回のイベントでは、著者の麻布競馬場さんと、『まじめな会社員』などで知られる漫画家・冬野梅子さんが、「東京」で生きる喜びと悲しみ、マッチングアプリユーザーが味わう虚無感などを語り尽くします。

 
■開催日時:2022年9月14日(水)20:00~22:00(オンライン開場 19:30)

■出演者:麻布競馬場さん、冬野梅子さん

■開催場所:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)+オンライン配信

■入場料
◎来店参加(50名限定・1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加:1,650円(税込)
◎サイン入り書籍つき配信参加:】1,650円+書籍『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』1,540円(いずれも税込)※イベント後発送
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『まじめな会社員(4)』715円(いずれも税込)※イベント後発送
◎サイン入り書籍つき配信参加:1,650円+書籍『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』1,540円+書籍『まじめな会社員(4)』715円(いずれも税込)※イベント後発送
◎サインなし書籍つき配信参加:1,650円+書籍『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』1,540円(いずれも税込)※イベント後発送
◎サインなし書籍つき配信参加:1,650円+書籍『まじめな会社員(4)』715円(いずれも税込)※イベント後発送
◎サインなし書籍つき配信参加:1,650円+書籍『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』1,540円+書籍『まじめな会社員(4)』715円(いずれも税込)※イベント後発送

★申込み&詳細:https://bookandbeer.com/event/bb220914a_tksd/

 

出演者プロフィール

 
■麻布競馬場(あざぶけいばじょう)さん

(著者アイコン/イラスト:岡村優太さん)

(著者アイコン/イラスト:岡村優太さん)

1991年生まれ。『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』(集英社)が初の著書。

 
■冬野梅子(ふゆの・ゆめこ)さん

2019年『マッチングアプリで会った人だろ!』で「清野とおるエッセイ漫画大賞」期待賞を受賞。その後『普通の人でいいのに!』(モーニング月例賞2020年5月期奨励賞受賞作)が公開されるやいなや、あまりにもリアルな自意識描写がTwitterを中心に話題となり、一大論争を巻き起こした。2022年7月、『まじめな会社員』全4巻が完結。

 

※以下はAmazonへのリンクです。書籍付き配信参加をご希望の方は上記の申込みURLより手続きしてください。

この部屋から東京タワーは永遠に見えない
麻布競馬場 (著)

東京に来なかったほうが幸せだった?
Twitterで凄まじい反響を呼んだ、虚無と諦念のショートストーリー集。

「3年4組のみんな、高校卒業おめでとう。最後に先生から話をします。大型チェーン店と閉塞感のほかに何もない国道沿いのこの街を捨てて東京に出て、早稲田大学の教育学部からメーカーに入って、僻地の工場勤務でうつになって、かつて唾を吐きかけたこの街に逃げるように戻ってきた先生の、あまりに惨めな人生の話をします。」(「3年4組のみんなへ」より)

「『30までお互い独身だったら結婚しよw』。三田のさくら水産での何てことのない飲み会で彼が言ったその言葉は、勢いで入れたタトゥーみたいに、恥ずかしいことに今でも私の心にへばりついています。今日は、彼と、彼の奥さんと、二人の3歳の娘の新居である流山おおたかの森に向かっています。」(「30まで独身だったら結婚しよ」より)

「私、カッパ見たことあるんですよ。それも二回。本当ですよ。桃を持って橋を渡ると出るんです。地元で一回、あと麻布十番で。本当ですよ。川面から、顔をニュッと目のところまで突き出して、その目で、東京にしがみつくために嘘をつき、人を騙す私を、何も言わず、でも責めるようにじっと見るんですよ。」(「カッパを見たことがあるんです」より)

14万イイネに達したツイートの改題「3年4組のみんなへ」をはじめ、書き下ろしを含む20の「Twitter文学」を収録。

まじめな会社員(4) (モーニング KC)
冬野 梅子 (著)

「普通の人でいいのに!」で大論争を巻き起こした・冬野梅子の初連載作がいよいよ完結。菊池あみ子、契約社員。東北出身のひとりっ子。人の目を気にせず好きなように生きている周りの人々に刺激され、自分も「アナーキー」に生きてみようと動き出す。なんだかんだ執着してしまう憧れの男性や、うまくいき始めたWEBライターとしての仕事、東京らしさを味わうかけがえのない瞬間……。そんなことなどお構いなく、実家の母が癌で入院という強烈な現実が襲いかかる。

 
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