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「裏世界ピクニック」宮澤伊織さんのもう一つの代表作『神々の歩法』が刊行!

宮澤伊織さん著『神々の歩法』

宮澤伊織さん著『神々の歩法』

TVアニメ化もされ話題の『裏世界ピクニック』の著者・宮澤伊織さんの最新作『神々の歩法』が東京創元社より刊行されました。

 

第六回創元SF短編賞受賞作にはじまる、本格アクションSF連作長編

舞台は2030年の北京。廃墟と化したその地で、米軍の戦争サイボーグ部隊の精鋭12名と、宇宙から飛来した生命体が憑依する“超人”との壮絶な戦闘を描いた、第六回創元SF短編賞受賞作にはじまる本格アクションSF連作長編です。

 
斬新な表現を交えて描写される戦闘シーンは、目の前に映像が浮かぶような臨場感に満ちています。張り詰めた展開やキャラクター造形は、読者を作品の世界に深く引き込んで放しません。

空想科学特撮《ウルトラマン》シリーズの現代風バリエーションとしても楽しめる作品です。

 
著者の宮澤伊織さんは、本書の第一話となる短編で第六回創元SF短編賞を受賞。電子出版された受賞作は、驚異的な売り上げを記録するなど評判を博し、シリーズ展開が待ち望まれていました。

なお、アニメ化、コミック化もされた『裏世界ピクニック』は大きな話題を呼び、文庫では2022年6月時点で7巻まで刊行され、ジュニア版やコミック版でも刊行が続くなど、発行部数を伸ばし続けています。

 
<本書のあらすじ>

一面の砂漠と化した北京。廃墟となった紫禁城に、米軍の最新戦争サイボーグ部隊が降り立った。標的は単独で首都を壊滅させた神のごとき“超人”。その圧倒的な戦闘能力になす術もなく倒れゆく隊員たちの眼前に、突如青い炎を曳いて一人の少女が現れた――。

第六回創元SF短編賞受賞作にはじまる本格アクションSF連作長編。装画は加藤直之さん。

 

著者プロフィール

著者の宮澤伊織(みやざわ・いおり)さんは、秋田県出身。2011年「僕の魔剣が、うるさい件について」でデビュー。冒険企画局に所属し、テーブルトークRPGやアニメの企画協力なども手掛ける。

2015年、本書の第一話となる作品で第六回創元SF短編賞を受賞。コミック化、アニメ化もされた〈裏世界ピクニック〉シリーズで人気を博す。他の著作に『ウは宇宙ヤバイのウ!』『そいねドリーマー』など多数。

 

神々の歩法 (創元日本SF叢書)
宮澤 伊織 (著)

その男は北京の空高く浮かび、ステップを踏んだ。力強く、優美な、狂気を秘めた舞い。そのたびに戦闘機は墜とされ、地上には深々と炎が刻印される。かくしてユーラシアは滅び去ろうとしていた。――西暦2030年、砂に埋もれ廃墟と化した北京へ、米軍の戦争サイボーグ部隊の精鋭12名が突入した。この神のごとき超人、エフゲニー・ウルマノフを倒すために。第6回創元SF短編賞受賞作収録。『裏世界ピクニック』の著者による本格的アクションSF、ついに書籍化。

 


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