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紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会が「なぜ人は感情の犠牲となりながら生きるのか?モーム『人間のしがらみ』に描かれる人生の“真実”」をオンライン開催 訳者・河合祥一郎さんが登壇

サマセット・モーム著『人間のしがらみ』

サマセット・モーム著『人間のしがらみ』

紀伊國屋書店Kinoppyと光文社古典新訳文庫がコラボレーションした人気読書会がオンラインで5月24日(火)に開催されます。

今回は、モームの『人間のしがらみ』を取り上げ、訳者・河合祥一郎さんが登壇します。聞き手は、光文社古典新訳文庫・創刊編集長 の駒井稔さんです。

 

「【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#79  なぜ人は感情の犠牲となりながら生きるのか?モーム『人間のしがらみ』に描かれる人生の“真実” 訳者・河合祥一郎さんを迎えて」開催概要

今回の読書会では、『人間のしがらみ』の新訳を手掛けた河合祥一郎さんが、モームが「しがらみ」を通して描こうとしたこと、またモームの創作者としての技量の高さなど、この作品の魅力について語ります。

 
■日時:2022年5月24日(火)18:30~20:00

■会場:Zoom(オンライン)
※案内メールを当日までにメールで連絡します(メール配信日:5月19日・24日の2回)。

■料金:無料

■参加方法:5月24日(火)18:30まで、Peatixサイト(https://peatix.com/event/3243105/view)にて参加申し込みを受付中。

★詳細:https://peatix.com/event/3243105/view

 

『人間のしがらみ』について

 
<あらすじ>
幼くして両親を亡くした少年フィリップ。寄宿学校での経験から自由を求め、外国生活に憧れてハイデルベルク、芸術家になることを夢見てパリ、就職するべくロンドンと、理想と現実の狭間をもがき進むが……。友情と恋愛、そして人生のままならなさと尊さを描き切る文豪モームの自伝的長編小説。

 
『月と六ペンス』にならぶサマセット・モームの傑作『人間の絆』をより原意に即したタイトルで新訳!

(訳者「あとがき」より)
《もともと「絆」の語には、「しがらみ、束縛」という否定的な意味があったのである。それは基本的に「(断ち切りたいのに)断つことのできない結びつき」を指す。ところが、現代では「絆」という語は、肯定的な意味での「結びつき」「つながり」と解釈されて広く用いられるようになった。本来は「断つことのできない」という文脈で用いられていたものが、むしろ強めるべき「大切な結びつき」「一体感」というような意味合いで用いられるようになったのである。》

 
モームがタイトルをつけるにあたって依拠したスピノザ『エチカ』での “bondage” の意味に合致し、この物語の主人公が人間関係において陥った状態を指すにふさわしい、「絆」の語から薄れつつある「しがらみ」あるいは束縛という否定的な意味を踏まえた新訳。

 

人間のしがらみ(上) (光文社古典新訳文庫)
モーム (著), 河合祥一郎 (監修)

★★★『月と六ペンス』のモームからあなたへ! ★★★

なぜ人は感情の犠牲となりながら生きるのか
憧れと挫折……青年のままならない生を描く不滅のマスターピース

人間のしがらみ(下) (光文社古典新訳文庫)
モーム (著), 河合祥一郎 (監修)

愛してくれない人への執着の果てに……
「君は人生を逆境だというのか。百回でも繰り返す価値はあったさ」

ミルドレッドへの思いを断ち切ったフィリップに訪れる新しい出会いと思わぬ再会。感情を大きくかき乱す出来事の数々に翻弄されるなか、青年はある一家との交際のなかで人生の尊さをだんだんと感じ始め……。人気絶頂のモームが劇壇との蜜月を断ち、専念して書かざるを得なかった20世紀英文学の代表的傑作。

 
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