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出版社4社が共催!古生物にかかわる仕事の「プロ」が集結!オンライントークイベント「古生物で食う! 2」開催 土屋健さん、芝原暁彦さんらが登場

オンライントークイベント「古生物で食う! 2」開催

オンライントークイベント「古生物で食う! 2」開催

昨年に続き、今年も古生物書籍を刊行する出版社4社(イースト・プレス、笠倉出版社、ブックマン社、ワニブックス)が、「化石の日」にちなんでオンライントークイベント「古生物で食う! 2 ~もっと聞きたい!! 古生物のおしごと~ 古生物学者、サイエンスライター、イラストレーター」を10月16日に開催します。

 

「化石の日」恒例!古生物にかかわる仕事の「プロ」が集結する、オンライントークイベントが開催 前回よりももっとディープに古生物界の裏の裏まで聞けちゃうかも!?

「恐竜や古生物は好きだけど、『仕事』にできるのかな?」
「ライターやイラストレーターとして古生物に関わりたい!」
「古生物にかかわる人って、どんな毎日を送ってるの?」
「コロナ禍の中、古生物の人たちはどうすごしている?」

…そんな疑問に答えます!

 
参加は限定100名!
今年は、抽選でサイン本や化石があたるプレゼント企画も進行中(※開催直前に、PEATIXを通じて応募URLを送付)。

 
<「古生物で食う! 2」開催概要>

古生物のおしごとをする方々に、ここでしか聞けないお話をききます。
今回は、前回登壇者も出演する、古生物大座談会も開催決定!

メイントーク番組の登壇者は、サイエンスライターの土屋健さん、古生物学者の林昭次さん(岡山理科大学)、木村由莉さん(国立科学博物館)、芝原暁彦さん(地球科学可視化技術研究所)です。

古生物大座談会には、さらに、古生物学者の髙桒祐司さん(群馬県立自然史博物館)、ロバート・ジェンキンズさん(金沢大学)、イラストレーターの、かわさきしゅんいちさん、ツク之助さんも登場!

聞き手はケチャップ河合さんです。

 
■スケジュール
13:50 開場
14:00 イベント開始、ご挨拶(土屋健さん)
14:10 トーク1 コロナと発掘と大学と(林昭次さん)
14:40 休憩
14:50 トーク2 女性研究者とコロナと博物館と(木村由莉さん)
15:20 休憩
15:30 トーク3 古生物で起業とVR博物館と(芝原暁彦さん)
16:00 休憩
16:10 古生物大座談会
※休憩中は、各社が用意したCM映像が流れます

★申込み&詳細:https://koseibutsudeku2.peatix.com/

 

出演者プロフィール

 
■聞き手:ケチャップ河合(けちゃっぷ・かわい)さん

1975年生まれ、関西を中心に活動するタレント、MC。歯に衣着せぬ物言いで年間100本以上のイベントMCをこなす。

『リアルサイズ古生物図鑑』(著:土屋健さん)の刊行記念イベントのMCを担当し、古生物に触れることに。それをきっかけに、関西で開催される土屋健さんのイベントMCをたびたび担当。古生物に関してはまだまだ初心者であるが、初心者であるがゆえの素朴な質問や意外な質問、 素っ頓狂な感想が、トークに広がりを見せるかも?

 
【古生物学者】

<登壇者>

■林昭次(はやし・しょうじ)さん

岡山理科大学生物地球学部講師。3歳の時に博物館でみた「ステゴサウルス」をきっかけに、恐竜にハマる。学生時代は幸運にもステゴサウルスをはじめとした装盾類恐竜を研究することができ、博士号を取得。その後、ドイツ・ボン大学、大阪自然史博物館で勤務した際に、現生と化石動物の両視点から進化を明らかにすることにハマり、現在ではさまざまな動物園・水族館とコラボしつつ、恐竜など大型脊椎動物の進化について研究をしている。生きている動物もとても好きなので、古生物学はどちらも研究できる一石二鳥の最高の学問だとおもって日々楽しんでいる。

 
■木村由莉(きむら・ゆり)さん

国立科学博物館地学研究部研究員。
小学生の頃に見た映画「ジュラシック・パーク」で、古生物学が「仕事」として存在することを知る。(残念ながら?)恐竜ではなく、哺乳類の古生物学者。げっ歯類化石にどっぷりハマっている。夢は「恐竜時代のちいさな哺乳類化石」を発見すること。

早稲田大学教育学部卒業。米国サザンメソジスト大学にて博士号(学術)を取得。好きな言葉は「山椒は小粒でも、ぴりりと辛い」。

 
■芝原暁彦(しばはら・あきひこ)さん

古生物学者。専門は微化石・3D-CAM・GIS。筑波大学で博士号を取得後、 (国研)産業技術総合研究所の地質標本館で化石標本の3D計測やプロジェクションマッピング展示など、地球科学の可視化に関する研究を行う。2016年にはこの技術をもとに産総研発ベンチャー「地球技研」を設立。また2019年より恐竜学研究所の客員教授に就任。

著書に『化石観察入門』(誠文堂新光社)、『特撮の地球科学』(イースト・プレス)ほか。また監修書に『ゼロから楽しむ古生物』(技術評論社)、『日本の古生物たち』(笠倉出版社)、『世界の恐竜MAP』(エクスナレッジ)など土屋健さんとタッグを組んだ本が多い。当日は地球科学とVRを主軸としたベンチャー運営について話す予定。

 
<古生物座談会出演者>

■髙桒祐司(たかくわ・ゆうじ)さん

製糸場で有名な富岡市にある群馬県立自然史博物館の学芸員(古生物担当)。
日々、標本管理、常設展示、企画展の立案・運営に関する業務のほか、外部からの問い合わせ等にも対応している。この道へのそもそものきっかけは、幼稚園の頃、家にあった恐竜や天文の本にハマっていたこと。その後は、友人と化石を採集し、野尻湖発掘へも参加。高校では科学部に所属し、学園祭でイヌの全身骨格を組み立てて展示。高3で国立科学博物館に進路相談で訪問し、この頃から化石に関する仕事(学芸員とか)を生業にしたいと考えていた。

大学院修士課程修了後に、運良く群馬県教育委員会の自然史博物館建設準備室に職を得られ、1996年の開館以降、学芸員としてずっと同館に勤務。横浜国立大学大学院で教育学修士を取得、その後、社会人入学した茨城大学大学院で深海ザメ化石に関する研究で博士(理学)取得。

 
■ロバート・ジェンキンズ(ろばーと・じぇんきんず)さん

古生物学者。金沢大学理工学域地球社会基盤学類、准教授。
大学学部は情報通信工学を専攻したが、高校時代にはじめた化石採集にハマり、大学院から古生物学の道へ華麗なる(!?)転身。2006年に東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。

当初はアンモナイトに興味があったが、大学院での研究テーマでである深海の極限環境に生息する深海生物に魅了され,その進化を化石と現生の両視点から、現在も継続して研究。いままで知られていなかった深海生物の発見やその驚きの生態を、「わーお!」とつぶやきながら解き明かしている。学生たちとの研究談義が何よりも楽しみ。

 
【サイエンスライター】

■土屋健(つちや・けん)さん

古生物の記事や本を書くサイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。
高校時代(理数科)のクラス担任であり部活動顧問であった地学教諭の影響を受けて、古生物学を志す。金沢大学大学院で修士(理学)を取得。その後、科学雑誌『 Newton』の編集記者、部長代理を経て2012年に独立し、 現職。古生物学に関する著作多数。

2019年に、サイエンスライターとして史上初めて日本古生物学会貢献賞を受賞。2021年、日本文藝家協会の会員となった。研究者に取材・相談して、自分でも調査して、「これは、オモシロ !」と思いながら、時にニマニマしつつ原稿を書いて日々過ごしている。なお、本トークショーでは、各回に“解説役”として登壇予定。

 
【イラストレーター】

■かわさきしゅんいちさん

絵本作家・動物画家。古生物本の挿絵やグッズ制作も。
2015年に脱サラ以降アートや絵本を通して生物多様性の面白さを伝える活動をする中、進化史なしに生物多様性は語れないと古生物の進化の流れをぎゅっと解説するクリアファイル『古生物進化図鑑』シリーズを勝手に発売。それをきっかけに古生物本の挿絵も手掛けるように。

自我が芽生えた時点で虫を追う性質だったが、『未来少年コナン』と『風の谷のナウシカ』で受けたイメージも大きな原風景として残っている。野外で生き物を観察したり積み本と戦ったりしつつ、筆やつけペン、ときどきデジタルなどでお絵かきするホモサピ。

 
■ツク之助(つくのすけ)さん

古生物や爬虫類などの生物の絵を描くイラストレーター。
スピルバーグに影響を受けて「きょうりゅうのせんせいになろう」と志したのがおそらく4歳頃。いろいろあって古生物学への道は断念したもののその思いは捨てきれず、生物イベントやSNSでの様々な縁と運を経て、古生物の絵を描させて頂けることに。

未だに今の状況が夢なのではと思っている。ペットの可愛いトカゲが足元をダバダバしているのを眺めつつ、頭から煙を吹きながら毎日絵を描いている。

 
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