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青山美智子さんデビュー作『木曜日にはココアを』の続編『月曜日の抹茶カフェ』が刊行

青山美智子さん著『月曜日の抹茶カフェ』

青山美智子さん著『月曜日の抹茶カフェ』

「2021年本屋大賞」第2位を受賞した作家・青山美智子さんの最新作『月曜日の抹茶カフェ』が、宝島社より9月9日に刊行されました。

 

青山美智子さんのデビュー作『木曜日にはココアを』続編が発売に! 50万部突破記念!ギフトラッピングの限定帯も制作

本書は、青山さんのデビュー作『木曜日にはココアを』の続編となる連作短編集です。

また、本書の発売をもって宝島社より刊行された著者累計部数は50万部を突破します。50万部突破を記念し、人にお薦めしたくなる作品として人気の青山さんの既刊文庫3冊は、大切な人へそのまま贈ることができるギフトラッピングバージョンの限定カバー帯を制作。『月曜日の抹茶カフェ』の発売日と同日に店頭に並ぶ予定です。

 
青山美智子さんはデビュー作の『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』は未来屋小説大賞に入賞し、2020年に発売された『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)は、「2021年本屋大賞」第2位を受賞した今注目の作家です。

 
<『月曜日の抹茶カフェ』あらすじ>

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。
人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。
一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。

 
◆全国の書店員、書評家から好評!

「想いは紡がれ、心は編まれ、言葉が刺さる。理不尽でままならない日々には厳しさもあれども、読んでいて
癒されつつ背筋がピシッと伸びました。
思い出しただけでも温かく優しい気分に包まれて、これ以上「多幸感」溢れた小説は稀でしょう。
ありのままの自分が愛おしくなり、偽りのないむき出しの感動が味わえる、
今年いちばん独り占めしたくない作品です。
どうかたくさんの方たちに読まれますように・・・」
――内田剛さん(ブックジャーナリスト)

「『木曜日にはココアを 』 をちゃんと大事にする形での続編 、 また最初から読み返したくなりました 。
未来を知ると、過去に戻った時に、また別の景色が見えるはずです。両国のお風呂が出てくる 4 章から、特にハートがぽわぽわ飛ぶ回数が増えました。見たことあるでしょうか、スマホで見る何かのオンラインの配信で、視聴者が増えてくると、たくさんハートが飛ぶやつ。ぽぽぽぽぽぽぽぽって、半透明のいろんな色のハートが飛び続けてました。光都のやさしさに、佐知の気付きに、おばあちゃんのかわいさに、雪乃さんのバランスに、バケツのキャラに、マスターの役割に、宮司さんの言葉に、吉平と美保の出会いに。
ココアの続編ではあるけれども、マスターの言うところでは、すべての物語が何かの続きではあるわけで、そういう意味では、ココアの前を想像したり、抹茶が好きなら抹茶から読んだりしてもいい、自由度の高いシリーズになっていくような気がしました 。」
――新井見枝香さん(日比谷コテージ)

「今年一番、胸を熱くしてくれた本です。
人間関係でボタンを掛け違えることなんて日常的にあります。運が
なかったと思うこともよくあります。でもこの本を読んで、すべて「それで良かったのだ」と思えました。
こんなに人に優しい物語は久しぶり、コロナ禍のなかで一生懸命生きている皆さんに届けたいです。」
――河田秀人さん(ブックランドフレンズ)

 
【大人気ミニチュア写真家の田中達也さんがカバー写真を担当!】

著者累計(宝島社刊)50万部突破記念!ギフトラッピングバージョン

著者累計(宝島社刊)50万部突破記念!ギフトラッピングバージョン

 

著者プロフィール

著者の青山美智子(あおやま・みちこ)さんは、1970年生まれ。愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。

第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』(宝島社)が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』(宝島社)が未来屋小説大賞入賞。『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が、2021年本屋大賞で2位を獲得。

ほかの著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』(ともに宝島社)など。

 

月曜日の抹茶カフェ
青山 美智子 (著)

『木曜日にはココアを』待望の続編!

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。
その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。

ツイていない携帯ショップ店員と愛想のない茶屋問屋の若旦那、妻を怒らせてしまった夫とランジェリーショップのデザイナー兼店主、恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師、時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン……。

 
この縁は、きっと宝物になる――。

 
人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押していることに気づく、
一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。

『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場するシリーズ続編です。

<既刊>

木曜日にはココアを (宝島社文庫)
青山 美智子 (著)

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。
わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。
読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。
インスタフォロワー数200万人のミニチュア写真家・田中達也氏がカバーを手がけています。

 


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