通産資料出版会が東京地裁より破産手続き開始決定を受ける
出版社の通産資料出版会(東京・新宿区/代表者:成田健美さん)が7月5日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けました。破産管財人は相葉和良弁護士(相葉総合法律事務所)。債権届出期間は8月2日まで。
通産資料出版会は2001年9月設立。産業、経済、医療等をテーマとする書籍の刊行や、同テーマに関するセミナーの企画・運営、環境に関する調査・研究・計画およびコンサルタント業務などを行っていました。
『省エネルギー総覧』『資源エネルギー年鑑』『バイオテクノロジー総覧』『環境総覧』などを刊行。
帝国データバンクによると、「1970年代に起きたオイルショックを契機として刊行された、省エネ・新エネに特化した専門解説書である『省エネルギー総覧』などの政府刊行物の出版を手がけて」いましたが、「厳しい業況が続くなか、ここに来て今回の措置となった」とのことです。
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