“仏教”をライトに楽しむフリーマガジン『わげんせ』 一般目線から見た無料の仏教マガジンは史上初
仏教をより身近に感じ楽しむことを目的としたフリーマガジン『わげんせ』が7月8日に創刊されました。Project Gamonが発行。
現在、寺院や宗派、僧侶らによる発行物はありますが、宗派を超え、一般目線から見た無料の仏教マガジンの発行は史上初(寺院・僧侶による発行物、Webマガジン、メルマガを除く)となります。
お酒と共に楽しむ精進料理の紹介や狂言師・和泉元彌さんによる日本文化関するエッセイなど、生活のすぐそばにある仏教を特集していきます。創刊号は45,000部を発行。
『わげんせ』の発行目的と特徴
2011年に一寺院の広報誌として誕生した『わげんせ』でしたが、読者から「知識がなくても仏教のことがよくわかる」との感想が寄せられ、寺院からも「縁者との距離が縮まった」との声が届いたそうです。住職の「他のお寺にも誌面を活用してほしい」という言葉をきっかけに、フリーマガジンとしてリニューアルし、創刊に至りました。
「わげんせ(和顔施)」とは、仏教の七布施の一つで、「人に笑顔を施すこと」です。仏教で大切とされる布施の心。中でも、誰もがすぐにできる布施が「わげんせ」です。仏教を身近に感じてほしい、お寺と人々の橋渡しをしたいという願いを込められています。
フリーマガジン『わげんせ』の概要
●種類:フリーマガジン(無料)
●発行:季刊(1・4・7・10月の各8日発行)
●発行部数:45,000部
●制作・発行:Project Gamon(プロジェクト我聞事業部)
●設置場所:関東圏の寺院を中心に駅、病院、書店など
●規格:B5判・32頁・オールカラー
創刊号の掲載内容
特集「さぁ、『わげんせ』を始めよう」、和泉元彌さんエッセイ「以芸伝心」
ひろさちやさん・法話「笑顔と愛護の布施」、仏教童話
田中ひろみさん「仏像探訪記」、精進料理で乾杯! …ほか
読者のメリット(『わげんせ』の楽しみ方)
1.仏の智慧でストレス解消 坐禅、瞑想などで「心の健康」を
2.お寺の流儀で体イキイキ 精進料理やヨガで「体の健康」を
3.恥をかかないための仏事知識満載 お焼香の仕方、喪服の選び方等、使える知識をお届け
寺院のメリット(『わげんせ』の使い方)
1.法要の待ち時間の読み物に
2.お寺からのお知らせに同封
3.お寺を訪れる人とのコミュニケーションに
発行元「Project Gamon」とは
仏教に親しみをもってもらい、お寺と人々の橋渡しをすることを目的に、寺院のシステムエンジニアリングを行う有限会社ベアーシステム内で今年立ち上がった企業内ベンチャー。スタッフは全員在家の一般人のみ。
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