建築家・安藤忠雄さん初の絵本『いたずらのすきなけんちくか』刊行 「こども本の森 中之島」オープンにあわせて
世界的建築家の安藤忠雄さんがはじめて手がけた絵本『いたずらのすきなけんちくか』(絵:はたこうしろうさん/小学館)が、「こども本の森 中之島」のオープン(※)にあわせて刊行されました。
※「こども本の森 中之島」は3月1日のオープン予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、延期となりました。オープン日は未定。
世界的建築家・安藤忠雄さん、はじめての絵本!
◎「世界的建築家の頭の中がわかってしまう一冊!」(指揮者・佐渡裕さん)
◎「安藤さんの想いと優しさの詰まった絵本です」(「こども本の森 中之島」名誉館長で京都大学iPS研究所所長・山中伸弥さん)
大阪・中之島に「こども本の森 中之島」が開館します。設計は世界的建築家の安藤忠雄さん。そしてこの図書館建設とともに作られたのが、この絵本『いたずらのすきなけんちくか』です。
絵本の舞台はもちろん「こどもの本の森 中之島」。新しくできた図書館に来た小学生の兄と妹は、安藤さんによく似た謎のおじさんに館内を案内されます。
そして案内されるうちに湧いてくる疑問を、このおじさんに投げかけます。なぜ建て物をつくるのか、気持ちのいい家とはなにか、住みやすさはどこからくるのか、そして建築家ってどんな仕事なの? おじさんは、ひとつひとつていねいにこたえてくれます……。
本書は、絵本を通して、子供にわかりやすく建築のことを教えてくれる今までにない一冊です。安藤さんのエッセイとスケッチ、絵本に出てくる国内外の安藤建築のリストも収録。安藤ファンはもちろん、子どもも大人の読者も楽しめる作品です。
「こども本の森 中之島」について
「こども本の森 中之島」は、建築家の安藤忠雄さんが設計・建設し大阪市に寄贈した、子ども向け図書施設です。
乳幼児からたのしめる絵本や幼年童話、児童文学、小説、各分野の図鑑、自然科学書、芸術書など様々なジャンルの本が収蔵されています。
■所在地:大阪市北区中之島1丁目1-28(中之島公園内)
■開館日:新型コロナウイルスの感染拡大措置により開館延期中
※オープン日時が決定次第、事前予約の手順と合わせ改めてホームページ・SNS等にて発表
■開館時間:午前9時30分から午後5時まで
■休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日は休館)/他:年末年始、蔵書整理期間など
■利用対象者:乳幼児から中学生までをメインターゲットにしています。
■入場料:無料
いたずらのすきなけんちくか 安藤 忠雄 (著), はた こうしろう (著, イラスト) |
【関連】
▼こども本の森 中之島|Nakanoshima Children’s Book Forest
◆「子どもノンフィクション文学賞」小学生の部大賞受賞作『二平方メートルの世界で』が絵本に! 原画展も開催 | 本のページ
◆講談社×文喫「おとなのための絵本の時間」を開催 第1回は湯本香樹実さん×はたこうしろうさん対談 | 本のページ