【2019年度JRA賞馬事文化賞】早見和真さん『ザ・ロイヤルファミリー』が受賞
日本中央競馬会(JRA)は、馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に贈られる「2019年度JRA賞馬事文化賞」の受賞者・受賞作品を発表しました。
2019年度JRA賞馬事文化賞が決定!
JRAは1月7日、「2019年度JRA賞馬事文化賞選考委員会」を開催し、次の通り受賞者・受賞作品を決定しました。
<2019年度JRA賞馬事文化賞 受賞者・受賞作品>
早見和真(はやみ・かずまさ)さん
『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮社)
受賞した早見和真さんは、1977年生まれ。神奈川県出身。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。2015年『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞〔長編及び連作短編集部門〕を受賞。
選考委員は、梯久美子さん(ノンフィクション作家)、小長谷有紀さん(日本学術振興会 監事)、小林善一郎さん(JRAシステムサービス株式会社 代表取締役社長)、酒井忠康さん(世田谷美術館 館長)、末崎真澄さん(馬事文化財団 参与)、坂東賢治さん(毎日新聞社 論説室専門編集委員)、本村凌二さん(東京大学名誉教授)、山本容子さん(銅版画家)。
※受賞理由、受賞者のコメントなど詳細は、http://www.jra.go.jp/news/202001/010702.html をご覧ください。
JRA賞馬事文化賞について
JRA賞馬事文化賞は、文学、評論、美術、映画、音楽、写真、公演等を通じ馬事文化の発展に特に顕著な功績のあった者に授与される文化賞です。日本中央競馬会(JRA)が、1987年に創設。
該当年の前年11月から該当年の10月末までの1年間に出版・制作等された馬・馬事に関する文化作品を対象とします。
ザ・ロイヤルファミリー 早見 和真 (著) 父を亡くし、心に穴があいた税理士の栗須は、ビギナーズラックで当てた馬券のせいで、我が道を行くワンマン社長、山王の秘書になった。想像もできない光と影の世界が、待ち受けているとも知らずに―。徹底的な取材による圧倒的なリアリティと手に汗にぎる驚異のリーダビリティが織りなす至上の読書体験。 |
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