町屋良平さん『私の小説』刊行記念!町屋良平さん×高瀬隼子さんトークイベントを開催
第48回川端康成文学賞を受賞した「私の批評」を含む、町屋良平さんの〈新しい私小説〉連作集『私の小説』が7月18日(木)に河出書房新社より刊行されます。これを記念して、青山ブックセンター本店にて、町屋良平さんと高瀬隼子さんによるトークイベントが7月28日(日)に開催されます。
「『私の小説』(河出書房新社) 刊行記念 町屋良平×高瀬隼子トークイベント」開催概要
今回のイベントでは、町屋良平さんと、作家デビューの舞台裏」をテーマにした『うるさいこの音の全部』を上梓した高瀬隼子さんが、「新しい私小説とはなにか」「フィクションと現実の境界とはなにか」などについて語り合います。
■開催日時:2023年7月28日(日)18:00~19:30(開場 17:30~)
■会場:青山ブックセンター本店 大教室
■登壇者:町屋良平さん、高瀬隼子さん
■料金:1,650円(税込)
■定員:100名
★詳細&申込み:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/machiya-takase0728
登壇者プロフィール
■町屋良平(まちや・りょうへい)さん
1983年生まれ、東京都出身。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞しデビュー。
2019年「1R1分34秒」で第159回芥川賞、2022年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞、2024年「私の批評」で第48回川端康成文学賞を受賞。
他の著書に『ショパンゾンビ・コンテスタント』『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が嫌い』『ふたりでちょうど200%』『生きる演技』などがある。
■高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)さん
1988年生まれ、愛媛県出身。東京都在住。立命館大学文学部卒業。2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞し、2020年に同作で単行本デビュー。
2021年「水たまりで息をする」で第165回芥川賞候補、2022年『おいしいごはんが食べられますように』で第167回芥川賞を受賞。
その他の著書に『犬のかたちをしているもの』『水たまりで息をする』『いい子のあくび』『うるさいこの音の全部』『め生える』などがある。
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![]() | うるさいこの音の全部 高瀬 隼子 (著) 嘘だけど嘘じゃない、作家デビューの舞台裏! 「おいしいごはんが食べられますように」で芥川賞を受賞した高瀬隼子さんが挑む新たなテーマはなんと「作家デビュー」。 ゲームセンターで働く長井朝陽の日常は、「早見有日」のペンネームで書いた小説が文学賞を受賞し出版されてから軋みはじめる。兼業作家であることが職場にバレて周囲の朝陽への接し方が微妙に変化し、それとともに執筆中の小説と現実の境界があいまいになっていき……職場や友人関係における繊細な心の動きを描く筆致がさえわたるサスペンスフルな表題作に、早見有日が芥川賞を受賞してからの顛末を描く「明日、ここは静か」を併録。 |
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