18世紀英国ゴシック小説に端を発し、はるか東方の島国へと流れ着いて結実した日本のミステリー文化――博覧強記の文芸評論家・翻訳家である風間賢二さんによる、異形の文化文学史にして最良のブックガイド『怪異猟奇ミステリー全史』(新潮選書)が新潮社より刊行されました。 ポーからドイルへ、そして乱歩、横溝から、綾辻行人さん、京極夏彦さんまで――日本の探偵小説、そして本格・変格ミステリーを生みだし […]
本の紹介
秋津朗さんの第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作『デジタルリセット』(応募時タイトル「デジタル的蝉式リセット」を改題)が書籍化され、KADOKAWAより刊行されました。 現役エンジニアが、デジタル社会に警鐘を鳴らすシリアルキラーを描く! 本書は、関係者を殺害しては新しい身分を手に入れ違う土地で暮らす=「リセット」を繰り返す連続殺人鬼の恐怖を扱った、サイコサスペンス長編 […]
KADOKAWAは、角川文庫既刊より「日本を代表する名監督の映画になった原作を読む!」と銘打ち、映画化された原作小説を映画ファンから一般読者まで幅広く楽しめる電子書籍として、4人の監督で2作ずつの合本版、シリーズ4作を1月30日に発売しました。 『黒澤明監督作品「羅生門」「蜘蛛巣城」の原作2冊を合本で読む!』 【収録書籍】 ◎『羅生門・鼻・芋粥』著者:芥川龍之介 ◎『新訳 マクベス』 […]
三上延さんによる古書ミステリシリーズ「ビブリア古書堂の事件手帖」が再始動し、 約2年ぶりとなる新刊『ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~』が7月18日にKADOKAWAより刊行されました。 本作のテーマは、一冊まるごと「横溝正史」。実際に2017年に二松学舎大学によって発見された、幻の小説『雪割草』をめぐる謎となっており、古書の世界の最新情報に触れる点も読みどころです。 そこで、本書の […]
春陽堂書店は、金田一耕助シリーズなどの探偵小説で知られる国民的作家・横溝正史さんが戦前に執筆を開始し、以後も改作改稿を続けた「人形佐七捕物帳」シリーズを復刊、『完本 人形佐七捕物帳』と題して2019年12月に第一巻を刊行しました。 昭和を代表する国民的作家・横溝正史さんによる時代小説シリーズが復刊 「人形佐七捕物帳」は、人形を思わせる色男の岡っ引き・佐七が次々と江戸の事件を解決してい […]