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ターシャ・テューダーに影響された12人の暮らしを紹介!『私たちの「ターシャ」を探して』が刊行

ガーデナー、移住、カントリードール、アート……ターシャ・テューダーに影響された12人の暮らしを紹介する『私たちの「ターシャ」を探して』が主婦と生活社より刊行されました。

 

シンプルな幸せと心の豊かさを手に入れたい人必見!

2008年に他界した、アメリカの絵本作家であり、ガーデナーであり、人形作家であるターシャ・テューダー。50歳を超えてから19世紀の農村の自給自足の暮らしに憧れて、バーモント州へ移住。広大な庭で季節の花々を育て、なるべく電力を使わないライフスタイルを貫きました。

彼女の生き方や言葉は、世界中の人々に感銘を与え、日本でもたくさんのファンがいます。そして、そのファンのなかには、ターシャの暮らし・言葉を実践している人たちも。

 
本書では、ターシャを愛し、そして影響を受けた12人の暮らしを紹介しています。ガーデナー、移住、カントリードール、そして芸術。それぞれ、自分たちなりのターシャを胸に抱いて、1日1日を大切に生きているのです。

 

難病とのつき合い方も育児と庭づくりもターシャの言葉を胸に

冬には深い雪に覆われる200坪の広大な庭から、インスタグラムをとおしてメッセージを送る山崎亮子さん。実は名前のつかない難病を抱えていて、電動車椅子が必要です。

 
ターシャのような庭でありながら、最新テクノロジーが必要なことに矛盾を感じていたこともあったそうですが、不器用で不格好でも自分らしく生きられるならそれでいい、と思えるように。そしてその姿勢こそ、ターシャのスピリットに似ているのではないでしょうか。

 

人生を楽しむため50代で理想の地へ移住し、自力で家を建築

植木純恵さん・竹光さんご夫妻は、50代の時に思い立って群馬県嬬恋村に移住しました。そのきっかけの一つが、ターシャの言葉。ログハウスに住みながらユンボを駆使して開墾。今では森のDIYコテージ「つくつく村」を夫婦で運営しています。

 

団地のベランダで植物に癒やされ、すべてに愛情を注ぐ

団地で暮らしながらDIYでカントリーインテリアをつくりあげ、小さなベランダではガーデニングを楽しむ、ドール作家の毛塚千代さん。大事なものをしまいこむのではなく、日々の暮らしに使って楽しむターシャの生き方は、毛塚さんも心がけていることです。

 

自分の楽しみを「創り」だすためにフランスへ

フランスの小さな村の魅力を伝えてくれている文筆家で写真家、そして「La Bleuets」オーナーの木蓮さん。神戸のインテリアショップで働き充実した日々を送っていましたが、あまりの忙しさに自分がやりたかったことは本当にこんなことだったのかと疑問に。そんな矢先、「人生の夏休み」とフランスへ。そこで木蓮さんが見つけたこととは……。

 

本書の構成

翻訳家・食野雅子さん「ターシャとの出会いは宝」

ターシャ・テューダー基礎知識

第一章 庭を育てて20年。いつしか「秋田のターシャ」と呼ばれて/佐々木利子さん

第二章 りんごを栽培しながら庭づくりの「好き」を楽しみたい/熊井智恵子さん

第三章 つらい時期の支えは庭と家族と友人たち、そしてターシャの生き方/佐々木みゆきさん

第四章 難病とのつき合い方も育児と庭づくりもターシャの言葉を胸に/山崎亮子さん

Handmade Column|蜜ろうキャンドルの作り方

第五章 人生を楽しむため50代で理想の地へ移住し、自力で家を建築/植木純恵さん・竹光さんご夫妻

第六章 団地のベランダで植物に癒やされ、すべてに愛情を注ぐ/毛塚千代さん

第七章 田舎暮らしを心から楽しみながら可愛いおばあちゃんに/大谷基栄子さん

第八章 無謀といわれた挑戦も「好き」を貫いたことで今がいちばん幸せ/宮野典子さん・和典さんご夫妻

第九章 自分の楽しみを「創り」だすためにフランスへ/木蓮さん

 

 


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