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【キノベス!キッズ2024】紀伊國屋書店が児童書・絵本ベスト10を発表 ヨシタケシンスケさん『メメンとモリ』が1位

紀伊國屋書店はは12月15日、「キノベス!キッズ2024」を発表しました。

 

「キノベス!キッズ2024」児童書・絵本ベスト10を発表!

「キノベス!キッズ」は、いつまでも残しておきたい、読み継がれてほしい、とっておきの児童書・絵本を選ぶ企画です。過去1年間に出版された新刊児童書・絵本を対象に、16名の選考委員が全社から集まった推薦コメントを熟読し、ベスト10を決定しました。

 
「キノベス!キッズ2024」ベスト10 〔敬称略〕

1位:『メメンとモリ』(ヨシタケシンスケ/KADOKAWA)

2位:『パンダのおさじとフライパンダ』(柴田ケイコ/ポプラ社)

3位:『星をつるよる』(キム・サングン、訳:すんみ/パイ インターナショナル)

4位:『どすこいみいちゃんパンやさん』(町田尚子/ほるぷ出版)

5位:『大ピンチずかん 2』(鈴木のりたけ/小学館)

6位:『放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件』(知念実希人/ライツ社)

7位:『ゆうやけにとけていく』(ザ・キャビンカンパニー/小学館)

8位:『一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』(選:鹿島和夫、絵:ヨシタケシンスケ/理論社)

9位:『いちじくのはなし』(しおたにまみこ/ブロンズ新社)

10位:『図解 はじめての絵画(小学館の図鑑 NEOアート)』(監修:青柳正規/小学館)

 
★特設ページ:https://store.kinokuniya.co.jp/event/kinobest_kids2024/

 

「キノベス!キッズ2023」フェアを開催!

紀伊國屋書店では、2024年2月1日(木)より「キノベス!キッズ2024」フェアを全国の紀伊國屋書店およびウェブストアにて一斉開催予定です。

スタッフが各作品に寄せたコメントを掲載した小冊子を店頭にて配布します。

 
★特設ページ:https://store.kinokuniya.co.jp/event/kinobest_kids2024/

 

メメンとモリ
ヨシタケシンスケ (著)

ラテン語の「メメントモリ」(いつか必ず死ぬことを忘れるな)をテーマにした、大人気絵本作家・ヨシタケシンスケ初の長編絵本。

「生きる意味」や「生きる目的」って必要ですか?

身も蓋もない言葉の中にだけ、
希望を見出せるときもある。
ヨシタケシンスケが描く
「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。

『メメンとモリとちいさいおさら』
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。
「世界にひとつしかないお皿なのに…」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「大丈夫よ、また作ればいいんだから」と励まします。

『メメンとモリときたないゆきだるま』
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。
でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがってゆきだるまは想像していたものと違いました。
複雑な顔をしてゆきだるまを見つめるメメンとモリ。
でもゆきだるまは、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。

『メメンとモリとつまんないえいが』
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。
そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが…。

 
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