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中元日芽香さん書籍第2弾『なんでも聴くよ。 中元日芽香のお悩みカウンセリングルーム』が刊行

乃木坂46の元メンバーで、現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さんの書籍第2弾『なんでも聴くよ。 中元日芽香のお悩みカウンセリングルーム』が文藝春秋より刊行されました。

 

元乃木坂46の心理カウンセラーが、あなたのお悩みに回答!

2021年刊行の『ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで』(文藝春秋)は、アイドルとして活躍する裏で適応障害を発症し、休業期間を経て心理カウンセラーという新しい道を選ぶまでの数年間を綴った中元さん初のエッセイ。

 
2作目となる本作は、現役のカウンセラーとして着実に経験を積んできた中元さんが、自らの経験を交えながら書籍上でカウンセリングを試みた“カウンセリング・エッセイ”。カウンセラーとして相談者に優しく寄り添う一方、素の「中元日芽香」の本音も大いにのぞかせながら、一般の皆さんから事前募集した38の悩みに回答しています。

 
「自分に自信を持つことができません」「友人に必要とされていない気がします」「アイドルという夢は諦めた方がいいでしょうか」「病気と向き合い、克服していくべきでしょうか」など様々な悩みを抱える相談者たちに、中元さんはどのように向き合っているのか?
元アイドル、適応障害で休業、そしてカウンセラーにキャリアチェンジという中元さん独自の経験から導き出される言葉にご注目ください。

 
書き下ろしエッセイ「心理カウンセラーという仕事について」「カウンセラーだって悩むんだから大丈夫です」「人間は完璧ではない―私が経験した適応障害」も収録。

 

中元日芽香さんコメント(「はじめに」より一部抜粋)

お悩みに答える本は、これまで識者・著名人から膨大な数が出版されています。私らしい温度感で、私らしい言葉選びで、相談者さんの感情に応答できるような一冊を形に残せたらと筆を執りました。

 
「これ他人に言っていいのかな」「誰かには話してみたいな、ひとりで抱えておくにはキツイな」といった、言葉にならない言葉ってありませんか。最初から順番に読んでもいいし、目次を見て気になるものから読んでもいいし。誰かの心の支えとなる一冊に仕上がっていたら嬉しいです。

 

著者プロフィール

現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さん

現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さん

中元日芽香(なかもと・ひめか)さんは、1996年4月13日生まれ、広島県出身。早稲田大学人間科学部eスクール卒業。2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。

認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設、心理カウンセラーとしての道を歩み始める。2021年、初の書き下ろしエッセイ『ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで』を刊行。現在はオンラインでのカウンセリングをメインに、メディア出演、執筆など多方面で活動中。

 

なんでも聴くよ。 中元日芽香のお悩みカウンセリングルーム
中元 日芽香 (著)

<既刊>

ありがとう、わたし 乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで
中元 日芽香 (著)

乃木坂46に1期生として加入した中元日芽香さんは、「ひめたん」の愛称で多くのファンに愛された人気絶頂の中、2017年にアイドルとしての活動を停止しました。
実はこの5年ほど前、アンダーメンバーの頃から、彼女には異変が起きていました。摂食障害(過食症)を経験したのです。選抜入りどころか、なかなかアンダーの最後列から前に行けないストレスが、彼女を食べ物に向かわせたのです。そのせいで太ってしまい、メンバーの中で悪目立ちするようになりました。
それでもアンダーのセンターをつとめる頃には、過食症はいったんは収まります。しかし、なかなか選抜メンバーには選ばれず、握手会でファンから「次こそは絶対選抜だよ」と言われたとき、「もう期待しないで」応えてしまいました。彼女は期待されることに疲れてしまったのです。
ようやく選抜メンバーに上がり、今度は1列目を目指す、という時期に彼女は、仕事を楽しめていないボロボロの自分に気づきます。家から出られない、涙が止まらない、リハーサルに行けない、笑えない、喋れない、伏し目がち……。ついには休業を余儀なくされました。医師の診断は「適応障害」でした。
それからの彼女の大きな支えとなったのは、カウンセラーの言葉でした。
「(カウンセリングで)あなたは秀でたものが何もないと言ったけれど、五年間も頑張り続けてきたことがすごいことだと思うよ。誰もができることじゃないんじゃないかな」
「今まで自分が泣けなかったから、代わりに身体が泣いてくれていたんだね。辛かったでしょう。頑張ったね」……
日芽香さんは心身が回復していくにつれ、カウンセリングに魅力を感じはじめます。そしてカウンセラー養成スクールに入り、カウンセラーとして、自分の辛かった経験を生かす道を歩みはじめました。
アイドルとして何を感じ、いかにして適応障害を乗り越え、人の悩みを受け止める立場になったのか――。日芽香さんのこれまでの思いを余すところなく綴る、初の書下ろし作品です。

乃木坂46樋口日奈さん推薦!

 


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